頂上決定戦 ページ29
fk「なにこれ」
kj「なんかな、今度妖精界のＮｏ．1を決める頂上決定戦があるらしいって」
ab「んーと、出場条件は必ず5人以上の1グループであること。バトルは少ない方のチームに合わせる…それだけ？」
iw「一人前の妖精に限らず見習い妖精も参加可能…ってこれ、俺たちにもチャンスはあるってことだろ？」
dt「優勝チームには特別な品物を用意していますってさ」
sk「これ参加するしかねーじゃん！」
私「その前に、みんなの種族が分からないとでしょ？」
dt「そうだね」
私「とりあえず、分かってることは、だてさんが炎種族、翔太くんが水種族、阿部くんが自然種族でしょ？」
iw「だよな」
fk「じゃ！目標は、その大会だな！」
あれ？試験は？とつっこみたいけど我慢だ！
ab「俺、ちゃんと魔法使えるかな…」
sk「使えるぞ！あべ！頑張ろうな」
nb「じゃあ、まずは、ふっかな」
fk「は！？俺！？」
nb「当たり前だろ」
dt「じゃあ、あべちゃんとラウールおいで？」
種族が分かった2人は、ほかのメンバーを練習させようと引っ張ってくれる。
頼もしい2人だと思った。
dt「行くよ。炎の渦」
ru「うわっ！やばい」
ab「ラウール！」
dt「まだまだだね」
ab「次は俺！」
だてさんが2人の相手をしている間、翔太くんはふっかの相手をしていた。
nb「行くぞふっか！」
fk「おう！」
nb「霧雨…」
翔太くんが唱えると、私からすると小さな雲ができて、霧雨を降らした。
その霧雨は優しいものでは無い。まるで刃物のような1粒1粒が鋭い雨だった。
fk「あっぶねぇ…おい翔太！もう少し優しくしろぉ！」
nb「はいはい」
sk「翔太、強くない？」
iw「分かる」
kj「あべちゃん達もすごいで！」
mg「俺達も早くしないとですね」
そうこうしているうちに、日が暮れてきた。
練習は明日に続きをすることに。
dt「おつかれ。あ、あべ」
ab「ん？だてさんなに？」
dt「ちょっと話したいことがある」
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ab「なに？話したいことって」
dt「このまま1人ずつ練習してたら、間に合わないと思う」
ab「あー、そういうこと？」
私「私も手伝うよ？」
dt「聞いてたんだ」
私「聞こえた」
ab「そっか」
みんな寝てるはずなのに、話し声が聞こえた。
阿部くんとだてさんの声だった。
耳をすまして聞いていれば、種族の話だった。
こうしてはいられない、私も何とかしないと！
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まり姉(プロフ) - 水と炎とそして自然の2ページ目のとこで舘さんの漢字が伊達さんになってますよ！！ (2020年5月25日 17時) (
レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kuikui | 作成日時：2020年4月24日 22時
