dtとnb ページ25
翔太くんとだてさんがいなくなってからはや1ヶ月。
みんなはそろそろ探すことを諦めかけていた。
暖かな日差しが射した休日。
sk「うわぁ！」
ab「なんだよ佐久間」
sk「これ見ろ！！」
ab「あ、これ…佐久間よくやった！」
私の家は今日も妖精たちの声で賑やかだった。
佐久間くんと阿部くんはゲームに夢中。
残りの5人はおしゃべりしていた。
iw「ふっか、まだ考えてんの？」
fk「やっぱり心配だろ」
ru「でもあれだけ探してもいないんですもん」
mg「やっぱり妖精界？」
kj「大丈夫ですよ！無事ですって！」
賑やかと言っても、心配の声で賑やかだった。
nb「ただいま」
dt「ただいま」
懐かしい声が玄関から聞こえた。
ru「だてさん…翔太くん！」
sk「お前ら大丈夫だったのかよ！」
ab「だてさん…その服…」
翔太くんの服は探しに行った時と一緒だった。
が、だてさんの服は違っていた。
炎のような赤い柄の服。
dt「ごめん。お待たせしました」
ab「だてさん…炎種族だったんだ…」
fk「どうしたんだよ！なんで急に！」
dt「やっと力をコントロールできるようになった」
iw「どういうことだよ」
dt「種族を知るには、その力をコントロールすること」
kj「翔太くんはなにしてたん」
nb「涼太の手伝い」
mg「連絡くらい入れてくださいよ」
nb「俺が連絡入れるのは涼太だけだ」
ru「だてさんが炎種族だってわかったなら、僕達も分かるってことですかね…」
やっと力をコントロールできたんだ。よかった
dt「Aさん。ありがとうございました。みんなも早く種族見つけような」
ab「だてさん、力をコントロールってどういうこと？」
dt「俺、養成所に行ってきたんだ。昔、誰かから言われたんだよ。力をコントロール出来たら種族がわかるって」
fk「じゃあ俺らも養成所にいけば！」
dt「いや、俺が…俺がみんなを！」
ru「だてさん…」
dt「俺がしっかりしていなきゃダメなんだ…。だからお願い。俺に任せて」
iw「無理すんなよ」
dt「もちろん。まず翔太。やろうか」
nb「俺！？」
dt「もちろん俺の親友だから」
fk「翔太頑張れー」
2人は、外で何かを始めた。
だてさんが目を瞑ると持っていた杖から小さな火が出てきて、翔太くんに向けた。
nb「ちょっ！涼太！何すんだよ！」
dt「逃げないよ翔太」
nb「逃げるに決まってるだろ！」
ru「危ないっ！僕見てられないよ」
mg「だてさん、少し変わりました？」
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まり姉(プロフ) - 水と炎とそして自然の2ページ目のとこで舘さんの漢字が伊達さんになってますよ！！ (2020年5月25日 17時) (
レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kuikui | 作成日時：2020年4月24日 22時
