ab ページ16
阿部亮平
得意魔法･･･その場の雰囲気を柔らかくする
私「阿部くん？」
ab「どうしました？」
さっきからずっと本ばかり読んでるから気になって声をかけた。
私「なんの本読んでるの？」
ab「んーと、妖精界についての本」
私「面白い？」
ab「うん。まぁね。勉強だよ」
私「勉強？」
ab「俺含めて9人、親いないんだよ」
私「どういうこと？」
ab「小さい頃から養成所にいたから。兄弟いる人は、その兄弟も。俺は弟いたから、弟と養成所に入れられてた」
ちょっと何言ってるか分からない。妖精界も複雑なんだなー
ab「妖精には必ず種族ってのがあるのは、この前言ったね。その種族が分からないの。生まれた場所が分からない。分かってるのは、着てる服が違うってことだけ」
私「本には何も書いてないの？」
ab「うん。俺の持ってる本には書かれてない。」
私「そっかー」
てか、9人違う服だから、9種類も種族があるの？
もしかしたら、それ以上あるかもしれない。
ab「早く見つけて、魔法の練習したいのに」
私「そういえばさ、みんな得意魔法ってのがあるでしょ？どうやって見つけたの？」
ab「それも記憶にないです。なんか気づいたらその魔法が得意になってたみたいで」
私「これからみんなで見つけるといいよ。1人で悩まずにさ」
ab「そうですね。ありがとうございます」
私「今度みんなと話してみたら？何かわかるかもしれないよ」
あべくんはなんでも1人で悩む癖があるようです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まり姉(プロフ) - 水と炎とそして自然の2ページ目のとこで舘さんの漢字が伊達さんになってますよ！！ (2020年5月25日 17時) (
レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kuikui | 作成日時：2020年4月24日 22時
