第20歌 ページ21
side:Sakuma
LINE＿
高橋「お疲れ様です佐久間さん。今日も話しませんか？」
(スタンプ)
佐久間「すみません！今日はほんっとに外せない用事があるんでいけません！」
(スタンプ)
高橋「うーん…こっちこれない？」
「はい…( ´･ω･`)」
高橋「ちょっとでも？」
「ほんっとすみません！！」
高橋「そっか…分かった！また行こうね^^」
佐久間(スタンプ)
よっし！佐久間さん偉い！！早く帰ってAといーっぱいイチャイチャしよ〜！
そう意気込んで急いで帰って扉を開ける。
いつも通りただいま！と言っても返事が一向に帰ってこない
まだ18時なのにリビングに行ってもいないから一瞬焦ったけど寝室に行ったら毛布が膨らんでて安心した。
近くに行って様子を見てみるとAはイヤホンを付けて寝ていてその手には携帯があって枕がちょっと濡れていた。
泣くほどなんか辛い事あったのかな…？
ほんとに最近一緒にいないから分かんない
とりあえず携帯を枕元に置いておいてイヤホンをこーっそり外してAの隣に寝そべる
佐久間「泣くほど辛いことでもあったのかな…なんかあったら言えよ…」
そういいながら頭をなでると薄らと目が開いてまた目からﾎﾟﾄｯと涙が落ちた。
佐久間「…おはよ」
「…え？おはよ…待ってもう朝？！」
佐久間「いやいや違う！まだぜんっぜん夜！18時！！」
「よかった…ん？」
「待って、18時なんだよね？」
佐久間「ん？そうだけど？」
よかったって言いながらまたベッドに倒れたと思ったら今度は体の向きをこっちに向けて聞いてきたことは予想外の事で、この時の俺はまだ気づかなかった。
「…なんでいるの？」
既にこの時点で当たり前が壊れていることに
佐久間「え？…なんでって…お仕事終わったから…」
「そっか…お腹空いた？」
佐久間「あ、まぁ…うん」
「ちょっと待ってて、ご飯作ってくるから」
佐久間「…あのさ！俺も一緒に作っていい？」
「じゃあその代わり…お風呂洗ってきてくれる？」
佐久間「了解！」
＿＿＿＿＿
side:You
「あ、高橋さん」
高橋「お、Aさんじゃないですか！」
ある日、まただいちゃんに呼ばれて着替えを取って私に行った帰りに以前アキバであった高橋のまた会った。
「この間振りですね？あの時はすみませんでした…」
高橋「いえいえ、知られないようにするの大変ですもんね…あ、そうだ！連絡先交換しません？」
「…はい？」
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作者名：はねちゃ | 作成日時：2023年1月29日 8時
