３話 ページ3
一通りが少なくなった所に遼大くんがよく行く居酒屋さんがあるらしい。
遼「あ、ごめん、マネージャーから電話だ。ごめんね、A、先に中入っててもらっていい？｣
『うん、わかった』
そう言われ、1人で中に入った。
畳の上の、６人掛けテーブルに見覚えのある顔が何名かいた。
急いで逸らそうとするも、店員さんの元気な声のせいで、こちらに振り向いた
？「え？A？｣
『ふっかさん、、』
深「なあにしてんのこんな所で、？」
『友達と飲みに来たんだよ』
？「久しぶりだね、A」
『涼太くん』
宮｢もうお酒飲める歳になったんだね」
『うん、２０歳超えたから』
宮｢大人になったね」
じゃっ〜と流れる音と共に出てきた。背の高い男性
「あれ？Aちゃんだ｣
『！目黒さん？！』
深「あれ？目黒、Aのこと知ってるんだ｣
目「あ、最近知り合った子です」
目「1人？」
『友達と一緒です』
そして、後ろの扉が空いた
遼大くんだと思って振り返った。
「ごめん、遅くなった」
『「えっ」』
深「うわぁ、タイミング」
『亮、阿部さん、』
阿「なんで？」
深「阿部ちゃん遅いよ、早く座って」
阿「あ、ごめん、、」
宮「まだ、友達来ないんだったらここにおいでよ」
『んーん、、大丈夫』
阿「A、俺の事気にしなくていいから、座っておきな｣
『無、理です。ここにいます。』
店「あ、向こうの席空いてるのでどうぞ」
『あ、ありがとうございます』
皆が座っている奥のテーブルに案内された。
入口が見えるように座ると、丁度阿部さんと目が合ってしまう。
自分を隠すように、手元にある携帯に目をやった。
ガラガラと入口が空いた。
「あっ、Aっ、ごめん！｣
「あれ？目黒さん」
目「あっ、石橋さん」
「え、偶然ですね」
目「あ、Aちゃんの友達、？｣
「はい、俺ですね。」
阿「あの、良ければ一緒に食べません？」
『？！』
「え？いいんですか？」
阿「はい、お連れ様が良ければですけど」
「どう？A」
目で、遼大くんに無理だと訴える
そして、頷いてくれて分かってくれたんだと思った直後に
「一緒に食べてもいいですか？」
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作者名：禮隠ーREONー | 作成日時：2021年9月2日 1時
