弱み ページ42
あれからずっと、本当はどうするべき考えてる…
けど、その答えはやっぱりわからへん
そして
あの日からずっと学校を休んでる
今江は学校帰りに自分家とは反対方向やのに俺の家に必ず寄ってくれて、授業ノート、プリントなどを持って学校であったことを話してくれた
さすがにそろそろ行かなとは思うものの
末澤やリチャ達と顔を合わすのが怖くて…
今江は今まで通り朝田達と一緒におるみたいやけど
｢はぁ…｣
何処にもやることが出来ないこの気持ちに自然と溜め息がこぼれる
学校の用意をしてから早めにベッドに入り目を閉じた
目を閉じたところで直ぐには寝れへんやろ…って思ってたやんやけど、意外にもすぐに寝ることができた
『丈ってさ…〜やんな』
『それ俺も思ってた！』
なんやこれ…
『後、最低なやつやんな』
誰やねん
『確かに、裏切りっていうか、卑怯ってか…』
なぁ、やめてくれや
『人の気持ち利用してる感じあるよな』
そんなん、俺やってわかってるよ
『あれじゃ、誰も幸せになれへんやろ笑』
お願いやからさ
『一緒に居るだけで不幸になるってか？笑』
それ以上、なんも言わんといて
『大不幸だろ笑』
『なぁ、嘘つきの…丈くん』
｢はっ！｣
目を覚ますと同時に勢いよく起き上がった
時間を確認すると時刻は夜中の2時を過ぎた頃
暑くもないのに必要以上に流れる汗と乱れる息を整えるように膝を抱え顔を埋めた
『丈…』
不意に名前を呼ばれ顔を上げる
｢…誰…？｣
でも、そこには誰もおらへんくて
｢…幻聴、か…｣
確かにあの夢にいたのは大橋達やった
｢はぁ…｣
再び体をベッドに預け目元を腕で覆った
｢なんでなんやろうな…｣
夢ってさ何でこんなに自分でもわかってる
痛いとこばっかついてくんねんやろうな
しかも、よりによってあのメンバーって…
この夢のせいで寝るにも寝れへんくなった
気づけば朝になってて
やっぱりあれから一睡もすることが出来やんだ
｢はぁ…｣
そして自分でもわかる
ため息しかついていないことも
下に降りれば、オカンが驚いた顔しながら"もう、大丈夫なん？"って
｢…おん｣
その質問になんとも言えない返事をする
朝食を食べた後、洗面所に向かい顔を洗う
それから、部屋に戻り制服に着替えた
何時もならとっくに出ている時間さえも逃し
15分程してから家を出た
じゃないと
あいつらに会ってまうから
それやのになんでなん？
『丈…？』
｢末…澤…｣
なんでおるんよ
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tamaru122521(プロフ) - ミィーさん» 普通に誕生日月日です (2021年2月17日 3時) (
レス) id: 84355438fd (このIDを非表示/違反報告)
ミィー(プロフ) - 誕生日を足した4桁とは月と日にちを足した数字でしょうか？それとも生まれた年を足した4桁どちらでじゃうか？ (2021年2月17日 2時) (レス) id: ac3f7d296c (このIDを非表示/違反報告)
tamaru122521(プロフ) - ミィーさん» コメントありがとうございます。 パスワードはこの話のメイン2人の誕生日を足した数字4桁になります。 (2021年2月16日 22時) (レス) id: 84355438fd (このIDを非表示/違反報告)
ミィー(プロフ) - すごくおもしろかったです！この話の続きのパスワード教えていただきたいです (2021年2月16日 20時) (レス) id: ac3f7d296c (このIDを非表示/違反報告)
tamaru122521(プロフ) - れいいさん» この話のメイン2人の誕生日を足した数字4桁になります。 (2021年2月16日 20時) (レス) id: 84355438fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Take | 作成日時：2020年1月18日 4時
