寂しがり屋 ページ29
お風呂から出て、頭をタオルで拭きながらリビングへと戻ると…
ソファーに置いてあったクッションを前に抱きしめながらリビングの中をウロウロしている人が一人…
｢…なにしてるん？｣
末｢あっ！｣
声を掛ければ俺に気づき、クッションを抱きしめたまま俺に駆け寄ってくる
末｢もう！勝手に居らんくならんといてや！｣
｢いや、風呂入りに行ってただけやん｣
末｢それでも、俺だけ残して勝手に行かんといて！｣
｢え、なに？寂しかったん？笑｣
末｢う、うるさい！！｣
冗談半分で言うと、顔と耳が赤く染まる
｢なっ、なんで照れてんねん！｣
こっちまで何故か照れてまう
末｢罰で俺が風呂から出るまで脱水所に居れ！｣
｢はぁ？！｣
末｢どーせ髪乾かすやろ！｣
｢乾かすけど、お前風呂出るの遅いやん！｣
末｢遅ない！もし、居らんかったら一生口聞かへんからな！｣
｢なんでやねん！｣
末澤に腕を引っ張られながら来た道へと戻される
｢はよ出てこいよ｣
末｢分かってるって｣
末澤を風呂場へと送り出し、待っている間髪を乾かす
乾かし終えた後、喉が乾きリビングに行こうとしたけど
リビングに行ってる間にもし、末澤が出てきて俺が居らんかったら…
｢あかん…一生口聞いてもらえんくなる…｣
そもそも、髪乾かす前に水飲もうと思ってリビングに行ったのにさ
クッション抱きしめながら俺の事待ってるし
可愛すぎへん？
他の人にもやってんのかな…
そんな事を思いながらも末澤を待つ
｢なぁー、まだー？｣
中に居る彼にそう聞くと
末｢もう出るからちょっと待って！｣
ガタガタと音を立て、シャワーの音が聞こえてきたと思ったらその音も直ぐに止まると同時に風呂場のドアが開いた
｢もう行ってい？喉乾いてんけど｣
出て来た彼に言う
末｢あかん！｣
｢なんでなん？｣
末｢なんでも！｣
慌てて着替えたと思えば、ドライヤーを持ち再び俺の腕が掴まれリビングへと引っ張られる
ドライヤーをソファーに放り投げた次は冷蔵庫に向い、中に入っていたペットボトルの水を俺に投げて渡す
｢…ありがとう｣
末｢ん｣
ソファーに座り、水を一口飲んで目の前に置いてあるローテーブルの上にペットボトルを置くとドライヤーを渡された
｢え、なに？｣
末｢乾かして〜｣
そう言って俺の前に来るようにして座ってくる
こんなん、大橋とかやったら絶対やったらんけどな
言われるがままに乾かしていると、俺が飲んでいたペットボトルの水に末澤が口をつけた
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tamaru122521(プロフ) - ミィーさん» 普通に誕生日月日です (2021年2月17日 3時) (
レス) id: 84355438fd (このIDを非表示/違反報告)
ミィー(プロフ) - 誕生日を足した4桁とは月と日にちを足した数字でしょうか？それとも生まれた年を足した4桁どちらでじゃうか？ (2021年2月17日 2時) (レス) id: ac3f7d296c (このIDを非表示/違反報告)
tamaru122521(プロフ) - ミィーさん» コメントありがとうございます。 パスワードはこの話のメイン2人の誕生日を足した数字4桁になります。 (2021年2月16日 22時) (レス) id: 84355438fd (このIDを非表示/違反報告)
ミィー(プロフ) - すごくおもしろかったです！この話の続きのパスワード教えていただきたいです (2021年2月16日 20時) (レス) id: ac3f7d296c (このIDを非表示/違反報告)
tamaru122521(プロフ) - れいいさん» この話のメイン2人の誕生日を足した数字4桁になります。 (2021年2月16日 20時) (レス) id: 84355438fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Take | 作成日時：2020年1月18日 4時
