愛しの Snow Girl

必要 ページ43

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佐久間「 Aちゃん今日はどうしたの 」





レッスンが終わってシャワーを済ませた佐久間くんが心配して隣に来てくれた。





今日の私はメンタルがズタッズタ。

先にレッスンを終わらせてからシャワー浴びながら久々に泣いちゃったし、







佐久間「 泣いたの？ 」




「 泣いてない… 」




佐久間「 素直じゃないなぁ、 」






そう言えば攻略したい系のツンデレタイプだっけ？なんてきゃはきゃは笑う佐久間くん。





「 ねぇ、笑い事じゃないの！ 」




佐久間「 泣いてないんでしょ？ 」




「 も、さっくんばか…！ 」





佐久間「 うお、デレきた 」






いじってくるのに繋いでくれる手は優しいから
抱きしめてほしくて抱きついた。






佐久間「 どーしたの 」





「 … 」






何も言わない私にほら、もっとおいで



そう言って向かい合わせの形で膝に乗せられた。






佐久間「 今日のレッスン調子悪かったから？ 」




「 …さっくんんん〜 」




佐久間「 あわわわ、泣かないで 」







確かに今日はダンスの感覚を掴むのが遅かった、みんなにも珍しいって言われるぐらい


でもそんなんで凹まないよ、泣かないよ。






「 んぅ〜…っ 」




佐久間「 しょうがねぇな、今日は甘やかしてやるよ 」






ドヤ顔さっくんの涙を拭ってくれる手を退かして
首に腕を巻き付けた。









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