【3L募集企画】スノウドロップに口づけを。

Q&A ページ10

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　Q.死神は人間と契約を結び、解決し、違う人間と結び……と繰り返しているのでしょうか？

　A.そうですね、完全に無罪になるまでは繰り返す事になります。
　何度繰り返せば無罪になるのかは、その死神が生前に犯した罪によります。連続殺人鬼などは特に数が多いです。生前に自分のせいで不幸になった人の数＝死後に幸せにしなければならない人数、と考えていただければ大丈夫です。
　しかし、実は“願いを叶える”というのは、なかなか難しい事なのです。能力を手に入れた人間の大抵は、おごり高ぶってリミットも気にせず能力を使ったり、死神の反感を買って契約解除になったりする事もあります。裏社会絡みの願いは特に難しく、何度か叶えた事があるのは、やはり生前もそういう過酷な状況で生きてきた“大罪人”の可能性が高いわけですね。

　結論からすると、繰り返している死神ほど罪が重い者が多い、という事です。


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　Q.死神として仕事をする期間は死神自身で決められるのでしょうか？ 無罪判決されれば終わり、となりますか？

　A.基本的には無罪判決されれば終わりとなります。ただでさえ人手不足なのに、死界の役人もそんなに多くの死神を抱えたくないんですね。期間はとにかく
　“閻魔に『死神になれ』と命令されてから、無罪判決が下るまで”
です。
　ただ、急かされもしないので、死神でいるのが嫌な人は別に契約をしなくてもタダ飯が食べられます。問題さえ起こさなければ現世にも降りられるので、死界の役人や他の亡者に比べて自由度の高い存在だと言えます。
　無罪判決されてからは、天国へ行くか、生まれ変わるか、死界の役人となって働くかの三通りがあります。

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