用語解説(必読) ページ4
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【契約者】
死神に魅入られ、契約を交わした人間たちの総称。
年齢・性別・生い立ち等には一切関係なく、契約者として選ばれるのに役人が出した条件なども無い。
その死神なりの判断基準があり、時には意気投合してノリで契約する事になったり、時には利害の一致で仕方なく、また時には単なる気まぐれで一方的に契約させられたりしたのが“契約者”である。
契約の条件は、死神と人間で“口づけを交わす”こと。どちらかが故意的でなければ契約は成立しないので、単に事故で唇が触れ合った程度では契約者にされる事はない。
死界の規則では“あくまでも両者の合意の上で契約するように”と言われている。
契約者は皆、大きな願いをひとつ持っており、それを叶える為に死神を使役する事が出来る。
また、契約によって手に入れた特殊な能力――“死の力”を、自らの寿命と引き換えにして使う事が出来る。
【死の力】
ひとつは、契約者が死神から与えられる特殊能力。その効果は人によって様々であり、必ずデメリットを伴う。
また、単純に“〜〜を操る”といった能力ではなく、具体性がある。
(例:“身体増強”ではなく、“跳躍力が上がる”“数分間だけ戦闘力を高められる”“普段は動かない部分が正常に動かせるようになる”など具体的なもの)
能力の源は自らの生命力であり、命を削って能力を使う事になる。そうまでして使うほど効果的な能力かどうかも人による。
能力の効果は、自分が願ったものに近いものを与えられたケースと、死神の独断で与えられたケースがある。
能力を使い果たした人間は寿命がゼロとなり、“死を迎えた”とされて徐々に消滅していく。後に遺るのは一輪の花だけ。下を向いて咲く白い花、スノウドロップである。
死神にも“死の力”というものがあり、これは死神になる事が決まった日に、閻魔から与えられる特殊能力。
デメリットや具体性がある事は契約者と同じで、仕事に役立つかどうかにも個人差がある。だが、生命力を源としないため使うのにリミットは無い。
その効果は、死神の生前での出来事や死因に影響される。自分がトラウマだったものを召喚できる、暴力を振るわれて死亡したなら戦闘系の能力、など。
契約者が死の力を使い果たし、スノウドロップが咲く時、すなわち自分の死が訪れるまでに願いを叶えられるかどうかが、死神にとって最も重要な事である。
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らなこな@新しく始めました!(プロフ) - 参加しても大丈夫でしょうか?【契約者/ルルア・アルベート/31歳】 (2020年10月30日 22時) (レス) id: 6e36cc4795 (このIDを非表示/違反報告)
す麩(プロフ) - 失礼します。大変遅ればせながら、CSが完成いたしました!https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kikaku9/ お手隙の際にお目通しいただければと思います!もしこちらの確認の不十分で、修正すべき点などがあるようでしたらご指摘をお願いします、! (2020年10月11日 13時) (レス) id: ce9193e079 (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - す麩さん» 大丈夫です! 了解致しました。では一週間延長しておきます! (2020年10月4日 18時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
す麩(プロフ) - 再度失礼します、以前9/20に参加希望を出しましたす麩です。CSが期間内に終わりそうにないので、一週間ほど延長をさせて頂くことは可能でしょうか……?お手数をおかけしてしまい申し訳ありませんが、ご検討頂ければと思います……! (2020年10月4日 13時) (レス) id: ce9193e079 (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - Aliceさん» 大丈夫ですよ! では延長しておきます! (2020年10月2日 22時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
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