夢見空間 ページ2
赤side
夢…
赤〔__、どこ行ったの？〕
？〔涼太くん！こっちだよ！〕
赤〔あ、__！いきなりいなくならないでよ！笑〕
？〔えへへ、ごめんね！〕
なに、だれ？
蓮じゃない、○太でもない…
え、こっち近づいてきてる…？？
赤〔あれ、君だれ？〕
ﾋﾞｸｯ
あ、えっと…
？〔涼太くん…？だれ、そいつ…〕
赤〔なんか、ここに座ってたの。〕
？〔そうなんだ…でも、僕らには関係ないよ！〕
赤〔え、でもいいのかな？この人、泣いてるよ？〕
え、俺泣いてる…？
赤〔うん！赤色の涙が流れてる！〕
赤色…え、赤…？！
うそっ、なんで…！
？〔うるさいんだけど、涼太くんが怖がっちゃうでしょ？静かにしてくれない？〕
…っ、ごめん、なさい…
ねぇ、君はだれ？
？〔はぁ？なんで見知らぬ大人に名前教えないといけないの？〕
赤〔いいんじゃない？教えてなんかしようとしても何もできないし、逃げもできないから。〕
逃げもできない？
赤〔逃げれないよ、俺らがここにいる限り。〕
………
？〔え、いきなり黙んないでよ…きもちわる…〕
赤〔ちょっと__？そんな事言っちゃダメでしょ。〕
ねぇ、君達は何者なの…？
？〔教えない。てか、あんた名前は？〕
え、宮舘涼太、だけど…
赤〔えっ、俺と一緒だ！〕
？〔えぇ？嘘じゃない？だって涼太くんは1人しかいないよ？〕
まぁ、ここは夢だからね…
？〔夢？違うよ。ここは僕らの秘密基地。〕
秘密基地、ね…。
赤〔何言ってんの、ただの死体置き場でしょ。〕
？〔だって、そんな事言ったら普通の人はびっくりしちゃうじゃん。この人にいきなり叫ばれても困るから…〕
死体置き場なの？何人くらい殺したの？
？〔え、なんであんたそんなに楽しそうなの？さっきの辿々しさはどこいったわけ？〕
…いや、だって…
赤〔ん〜？だって…？〕
俺も、マフィアだし…
？〔は？マフィア？あんたすっごい弱そうだけど…〕
んー…これでも、世界一の強さ持ってんだけどね…笑
赤〔世界一？！すごーい！〕
？〔どんな武器使うの？〕
俺は能力が主かなぁ…
？〔能力、使えるんだ…意外と凄い人なんだね。〕
まぁ、これのせいでこき使われること多いけどね。
でも俺は、『ただの使い勝手のいい道具』でしかないよ。
？〔……あんた、苦労してんのな。〕
まあね、仲間がいるから楽しいけど。
赤〔仲間いるんだ。羨ましいな…〕
どういうこと…？
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作者名：魏紫姫 桜描 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hikami/
作成日時：2021年8月19日 21時
