Dear Love

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目黒side

目黒「あの予約入れてた渡辺Aなんですけど」


受付「あぁーAちゃんですね。どうぞ」


「うわあぁぁぁぁぁぁん(泣)」


何で渡辺なの？って思う人絶対居るでしょ？


親も居ないから翔太先生が親代わりになったとき戸籍を変えたんだよね。


今話すことじゃないか。


樹「あっ来た？笑」


目黒「すいません。来る前から大号泣で」


松村「外まで聞こえてたよ。笑」


目黒「あぁー。笑」


樹「これが噂のAちゃんかー可愛いな。笑」

どうせふっか先生とか翔太先生が言いふらしてるんだもんな。


まあ俺もその立場だったら自慢するわ。


「いやっいやっ(泣)」


目黒「ほらこんにちはしないと」


「んーー(泣)」


松村「恥ずかしいよね？笑」


流石の俺でも分かるめっちゃ迷惑を掛けていることを。


樹「この椅子行ける？笑」



目黒「無理そうっすね」


言われたのは一般の歯医者さんにはよくあるあの動く椅子みたいなやつ。


松村「目黒がそこ座って抱きかかえる状態で」


「いやっめめぇ(泣)」


目黒「めめ何もしないよ？」


樹「これ毎日は大変だね。笑 Aちゃん大きなお口開いてみよ？」


「んっいやっ(泣)」


目黒「あっ出来ないの？しょっぴーに言っとこうかなー」


「んーん(泣)」


目黒「じゃあちゃんとお口開けて」


「んっ(泣)」


泣きながらも口を開けてくれたA。


翔太先生利用してしまったけど。


樹「見た感じ以上無さそうだけどね」

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