雪降る男の体調不良 (ページ29)

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岩本

prrrr....

ふっかからの着信が来た。

深澤「おーーひかるーー？今から佐久間とそっち向かう。37.8まで熱はね下がった」

岩本「まだ熱あんじゃん、大丈夫なの？」

深澤「無理したら1ヶ月俺らのマッサージをしてもらうって約束した笑」

聞いてねぇよ〜！って遠くから佐久間の声がする

「佐久間に変わって」

佐久間「はい、さくまさんです」

岩本「お前、体調は？誤魔化さないでちゃんといって。」

低いトーンで話すと、「ごめん、、」ってシュンとした声が電話越しに聞こえた

佐久間「熱はまだあるから全力では踊れないけど
位置確認とマーキングなら踊れると思う。
吐き気はないから大丈夫。車の中で吐いちゃってごめんね照」

いつもの声量よりもだいぶ小さい声で弱々しく話す佐久間。

岩本「わかった。無理はするなよ。みんなにも伝えてる。」

佐久間「うん、、、みんなにもごめんって伝えて、、」

岩本「さくま、、、

体調悪かったら休め。無理はもう絶対すんなよ！」

あんな姿みたくないよ
佐久間の元気な姿を見たいんだ

佐久間「ふふふ笑
ねぇ照、ふっかと同じこと言ってる。
シンメに代わるね笑」

深澤「照も俺も過保護だなぁー笑」

なんて呑気な声が聞こえてきた

岩本「ふっかもお疲れ様
待ってるよ」

はいよーとゆるいふっかの声を聞いて電話をきった。