雪降る男の体調不良 (ページ25)

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移動車に乗り込んで吐いた後、
意識はあるけど気持ち悪さからずっと目を瞑っていた。ふっかが何か尋ねてきたけど俺、何で答えたんだっけ？？、、

それからの俺の意識はどこかに消えていて
目が覚めたら知らない天井。

「ここ、、、は？？」

ベットから体を起こすとぐるんぐるん目が回る

深澤「さっくん起きた？気持ち悪い？」

俺の背中をふっかが支えてさすってくれた

「ふっか、、？」

ピピピピｯ

深澤「38.5ね、、若干下がったか」

心なしか朝よりは体調が良くなって
吐き気も治まっていた。

深澤「さくま、気分は？」

ふっかの優しい声にハッとする

俺、スケジュールに穴開けたのか、、？

佐久間「ごめん、、ふっか、、、俺、、」

俺が謝ると
ふっかは笑って

深澤「おまぇーーー無理しすぎなんだよーーー」

と笑って俺の頭をわしゃわしゃした

佐久間「ふっか、固めは？」

時刻をみると12時半、
集合時間から30分過ぎている

深澤「俺は固めに2時間もいらねぇんだよ〜」

ふっかなりの優しさが更に申し訳なる

深澤「で、気分はどーなの？気持ち悪い？」

さっきよりは吐き気も治まってるけど、頭はガンガンしていてまだめまいが治らない。

言葉に詰まった俺を見てふっかはふにゃっと笑うと

深澤「まあ、辛いよな、、、39度もあったんだから、」

俺の背中をさすりながら急に真面目な顔をしたふっか

深澤「佐久間聞いて。お前を休ませたいけど構成つけられるの今日しかないし、お前もリスケは臨んでないと思うから、構成つけるギリギリまでめめんちで休んで、7度台まで熱が下がったらリハ室いこう。
熱が上がったり吐き気ひどかったら救急車呼ぶからな」

佐久間「...ふっか、、ありがと、、ごめんねほんと」

そう言って俺はゆっくりと目を閉じた。