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照から佐久間の調子が悪いって聞いてたけど
そこまで酷くはなさそうで安心。

佐久間も無理して隠して倒れるところからだいぶ成長したな。


佐久間「ちょっと寝とくね〜おやすみー」

といって1番後ろの席の窓側で
窓のサンに頭をコテンとさせて眠りについた





★座席表
  運転手(マネ)

 照
 ふっか 佐久間


今日の移動車は2台で俺らの車はあと、めめを迎えに行ってリハ室へ向かう。



渋滞にはまってしばらく動かなそうだから
俺も静かに目を閉じる。









「ハァハァハァ、、、ンン、、オヴェ」



誰かの荒々しい呼吸で目が覚める

細い目を開けて隣をみると
マスクで隠れてる口元を真っ白な両手で覆う佐久間がいた



深澤「さくまぁー?酔ったかー?」



佐久間「はは、ふっか、、、笑
ちょっと気持ち悪い...へへ笑笑」


ひきつる笑顔でちらっとこっちをみる佐久間の
黒目には涙が溜まっていた


深澤「マネさん!車止めれますか??」

俺の大きな声に照も目を覚ます


岩本「ふっか?どし.... 佐久間大丈夫!?」


照が自分のリュックから袋を取り出して
後ろの席に回って佐久間の口元に袋をあてる



マネ「ごめん!今渋滞で無理だわ!あと10分くらいで目黒のおうち着く」



佐久間「ハァハァ ごめ、、ん」

弱々しく謝る佐久間


岩本「一回マスク外すぞ。気持ち悪かったら出して」



マスクを外された佐久間の顔色は
白い肌がさらに白く、頬は桃色に染まっていた



こいつ、、、、また隠してたな



背中をさすると微熱では済まされない
高い体温が伝わってきた



マスクを外されてもう隠し通せないと
思ったのか、


佐久間「...吐..く ウェ..ハァハァオウェェェェ」

笑顔が消えた瞬間、小さい背中が波打って
照の袋に吐瀉物が放り込まれる


岩本「いーよ出しちゃえ」


もう胃液しか出てないのにえずき続ける佐久間

ぐっちょりとした汗が体温の高さを物語っていた

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設定タグ:SnowMan , 体調不良 , 看病   
作品ジャンル:その他
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作者名: | 作成日時:2021年1月13日 2時

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