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目黒side
Snow Manに加入して暫く。とある番組の撮影中、機械トラブルが起きてしまった。
俺は機械の知識がないからどうしようも出来ず、「楽屋で待っててください」というスタッフさんの声でのろのろと楽屋へ向かった。
楽屋へ向かう途中、ベンチに腰かけていた澤菜くんを見付けた。
もしかしたらこれが"きっかけ"になるかもしれない。
そう思った時には体は先に澤菜くんの元へと一直線だった。
目「隣失礼します」
『あ、どうぞ』
喜びと緊張で俺の体内がうるさい。心臓が飛び出そうなくらいだが、どうにか抑えて冷静なフリをして澤菜くんの隣に座った。
きっかけと言っても、何を言えば良いのか全く分からない。行動だけだとどこか空っぽな部分があってしまう。
仕方ないけど。
さっきからずっとうるさい俺の心に住み着くもう一人の俺を落ち着かせる為、自販機で買った冷たいコーヒーを口に含んで、わざと大きい音をたてて飲み込んだ。
目「俺、夢だったんです」
『？』
目「こうやって、澤菜くんとお話しするの」
もう一人の俺が何してるんだと言うが一度放った言葉は止まることを知らず、澤菜くんも疑問を浮かべていたがそれでも話を続けた。
．
『目黒さん、凄いと思います』
何故か突然俺を褒め出した澤菜くんは若干困ったような表情を浮かべていたようだった。
ジュニアから密かに注目を集めていた澤菜くんが俺の隣にいて、俺を褒めてくれている。
その非現実的な状況はいつもの俺なら見られることはなかった為、まるで夢を見ているかのようで、重力が感じられないくらいふわふわして感じた。
ただ、本題はこれから。
目「なんで俺だけさん付けなんですか」
若干ぶっきらぼうな言い方だっただろうか。澤菜くんは二人の名前を出すとあー、と唸るような声を出した。
『じゃあ、俺からも』
『目黒くん、ため口でお願いしてもいい？』
暫くしてから返ってきた澤菜くんの返答は、俺より年下なはずなのに、遥かに上手だと感じた。
"お願い"なんて言われたらそりゃあ断れないだろう。なんとも狙った発言だ。
やられたなと完全に思った俺は開き直ってため口でいく予定にした。
．
．
．
．
"目標"だとか、凄いって思ってもらえるようなものを俺が掲げられたのは、澤菜くんのお陰なんです。
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます…わがままに答えてもらっちゃって…これからも応援します！！ (2021年4月22日 7時) (
レス) id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ミルクさん» お返事が遅くなってしまいすみません……コメントありがとうございます！ リクエスト、嬉しいです(^^) 時系列がガラリと変わってしまい若干の調節はするので、お時間頂戴するかと思いますが、お応えさせていただきます！引き続き応援の程宜しくお願い致しますm(__)m (2021年4月22日 1時) (レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あの…初めてコメントするのにリクエストで申し訳ないです…スタッフさんに横断歩道で歩道側の信号機が赤なのに関わらず突き飛ばされて車にひかれて何ヶ月もおきないままで心停止したけど何とか生きて入れたみたいなのお願いしてもいいですかね？長々とすみません (2021年4月20日 18時) (レス) id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ユキトさん» 素敵なコメントありがとうございます。オリジナリティを目標にしていたので嬉しいです(^^)引き続き主人公と作品を宜しくお願い致しますm(._.)m (2021年3月5日 16時) (レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 他にはないストーリー、主人公の性格好きです。なんだか読んでて落ち着きます。 (2021年3月4日 20時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2021年3月1日 0時
