包んで ページ11
ラウールside
Snow Manとして本格的に活動を始めてから、どうしても気になることがあった。
ラ「皆、ほんとプロだよな……」
ジュニアの類いとして沢山の活動をしてきていた7人だから、プロ意識が感じられることが多かった。
それを見た後は、俺のちっぽけさを余計に知ってしまうから、どこか苦しかった。
ラ「はあ、」
『はい、あげる』
ラ「澤菜くん……!」
溜め息を付いた後、声がして振り向くと、澤菜くんがあめ玉をくれた。
ラ「いただきます」
しゅわりと広がるレモンの味。炭酸が舌で弾けて面白い。
『プロ意識、まだ俺も分かってないの』
ラ「え?」
『プロってなんだろうって、俺はまだ未熟だから分からないの』
ラ「澤菜くんはもうプロですよ……!」
突然、俺の心を読んだかのように話し出した澤菜くんは切なげに前を向いていた。
『でもね、まだ伸びるんじゃないかなって』
ラ「?」
『プロになってないから、なれるまでの伸び代がまだ俺にはあると思ってて。まだ俺にも成長期みたいなのがあるんじゃないかなって』
『ラウールくん俺より若いんだからまだまだ伸びると思うよ。』
『伸びないって思ったらそうなっちゃうから』
ラ「わかりました!」
返事をするとにっこり笑った澤菜くんは、歳の差があまりないのに、とても大きく見えた。
口数が少ないと感じていた澤菜くんが内に秘めていたものを知った気がして、大きく心が動いたんだ。
『あ、別に心を読んだんじゃないからね』
『偶然聞こえただけだから』
ツンデレみたいな澤菜くんはちょっとだけ顔が赤くなってて"可愛いな"って思っちゃった。
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます…わがままに答えてもらっちゃって…これからも応援します!! (2021年4月22日 7時) (レス) id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ミルクさん» お返事が遅くなってしまいすみません……コメントありがとうございます! リクエスト、嬉しいです(^^) 時系列がガラリと変わってしまい若干の調節はするので、お時間頂戴するかと思いますが、お応えさせていただきます!引き続き応援の程宜しくお願い致しますm(__)m (2021年4月22日 1時) (レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あの…初めてコメントするのにリクエストで申し訳ないです…スタッフさんに横断歩道で歩道側の信号機が赤なのに関わらず突き飛ばされて車にひかれて何ヶ月もおきないままで心停止したけど何とか生きて入れたみたいなのお願いしてもいいですかね?長々とすみません (2021年4月20日 18時) (レス) id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ユキトさん» 素敵なコメントありがとうございます。オリジナリティを目標にしていたので嬉しいです(^^)引き続き主人公と作品を宜しくお願い致しますm(._.)m (2021年3月5日 16時) (レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 他にはないストーリー、主人公の性格好きです。なんだか読んでて落ち着きます。 (2021年3月4日 20時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し | 作成日時:2021年3月1日 0時