到着 ページ22
『わあ、すご』
田舎者の俺には到底知らないような景色が一面に広がっていた。
宿に着いてからは皆うだうだしてる。
寝床を確保したり、荷物の整理をしたりと人それぞれ。ほんと個性的だな、笑
勿論俺は端っこを取ってやったけど。
滝沢くんに端っこが楽だよって言われたからそれをちゃんと守ってやったぜ。笑
岩「あ、風呂どうする？誰から？皆で？」
深「んー、皆ででも良いかな、お任せ。」
皆が曖昧な返事ばかりで困っていたが、自分に返事を求められる番が回ってきた。
『俺は、皆が終わったあとで、最後で良いです。』
岩「ん、Aは最後ね。」
なんだかんだで決まった順番は滝沢くんに言われた通りで安心した。
あー、さっき寝たばっかりなのに眠い。
30分位寝よ、
不眠症なはずなのにいつの間にかスッと眠れるようになったのは皆のお陰なのだろうか。
『はっ』
どれくらい寝た、？
10分か。1時間の感覚だなあ。
皆がお風呂からあがるまでもう少しなのでそれまで荷物まとめでもしてようかな、
荷物そこまでないけど。
渡「終わった〜」
最後のわ、翔太さんのお風呂が終わって俺の番となった。が、拭いきれない不安が襲ってくる。
30分くらい潰してから戻ろう、お風呂は夜中。
そう決めて脱衣所の向かいにあるお手洗いに入った。勿論男子のほう。
個室にこもって携帯をいじる。あっと言う間に30分が越えていたため部屋に戻った。
夜ご飯も食べ終わりそれぞれの寝床に着き、1時間、いや、それ以上待って居た。
着ているジャージで膝を抱えてボーッと空を見上げる。
不意に来る。
罪悪感が襲ってきた。
なんともいえない心がモヤモヤする感覚。なんだかじっとしていられなくなりそうな。そんな感じがひたすら俺に向かってくる。
堪えきれなくて声を出さないように静かに泣いた。
遊び疲れた子のように、いつの間にか夢の中に誘われていて、お風呂なんて忘れて眠っていた。
いつの間に、？
夜中、4時過ぎに目が覚めた。そこは変わらないんだな。
そこで違和感に気づく。
俺の身体は布団に入っている。記憶がない。なぜだろう。
不思議に思いながらもまだ瞼が重かったため眼を閉じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 508人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し(プロフ) - ミルクさん» こちらこそ本当に申し訳ありません……いつでもどうぞ！宜しければ強がりは紅一点４の方に投稿して頂けると嬉しいですm(._.)m (2021年7月1日 14時) (
レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - ごめんなさい、、質問いいですか？とか言っておきながら質問する内容を忘れてしまいました、、、本当にごめんなさい、、思い出したら質問していいですか？ (2021年6月30日 19時) (レス) id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ミルクさん» すみません本当に返信遅れてしまいました……！申し訳ありませんm(._.)mどうぞ！ (2021年6月30日 19時) (レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - すみません…質問って大丈夫ですか？ (2021年6月8日 21時) (レス) id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - Snowさん» わあああコメントありがとうございます(;_;)楽しんで頂けて嬉しいです(^^)引き続き宜しくお願い致します。 (2021年1月15日 17時) (レス) id: 8d128bf771 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名無し | 作成日時：2021年1月10日 23時
