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戦場 ページ8

Aside

ヤバイ。可成り不味い。この状況どうしよう。

え?何で冒頭からこんな感じなのかって?

私が聞きたいわ←

先刻、敵の本部と思われる拠点に裏口使って入った。

しかし、足元も見えないくらい真っ暗で、異能の雪を使って足元だけ照らして進んで居たら曲がり角の所で急にスプレーらしき物を噴射された。

これ間違いなく催眠ガスだな。

…フラグやん←

とか呑気な事考えてたら直ぐに眠気が襲って来て気がついたら此処に居た。

多分此処は牢屋。何気寒くて死にそう。

私嫌だからね!?異能力が氷系なのに死因が凍死とか本気で嫌だからね!?←

駄目だ、こんな時にこのテンションの自分が何より怖いわ。

コツコツコツ

足音…男物の靴かな。

男装してたら別だけど。

あっでも男装してる美人とかならいいわ。

私、人に知られてないけど美人は好きだよ。男も女も(太宰みたいなのを除く)←

?「気分は如何かな?お嬢さん。」

此奴…何処かで…?

A「ご機嫌よう。気分はそうね、溝水でも啜ってる気分だわ。」

誰…だっけ…?

?「私の名はグランデ。我が組織『Evil Knights〜邪悪なる騎士団〜』はヨーロッパで最も恐れられている闇組織でね、私は其の団長を務めている。以後、よしなに。」

『Evil Knights』其の名を聞いた時、脳裏に焼き付いて離れないあの時の記憶がチラついた。

Evil Knightsと云えば容赦無く敵対者叩き潰し、拷問も残酷過ぎる事で有名であり、圧倒的な戦力と資金力を誇る武装集団だ。

然して…私の両親を私の前で虐殺した組織。

私の長年の憎悪が一気に込み上げる。

でも、高まる感情を抑えなくちゃ。局面にある時こそ敢えて落ち着く。

紅葉姐さんから教わった事だ。

A「私に何の用かしら?」

グ「貴女を是非我が組織に迎えたいと思ってね。所謂、勧誘さ。」

死ねよクズ←

A「お断りするわ。」

バリンッ

凍らせた鎖を一瞬にして砕く。

グ「おや、矢張りその程度の鎖では君は捕まえられないか。」

死ね。殺す。確実に。嘲笑う様な奴の顔に腹が立つ。

ポートマフィアに入った時から覚悟は決まってる。

例え死んでも私は此奴を殺す。私の人生を滅茶苦茶にした此奴を確実に地獄へ叩き落とす。
お父さんとお母さんの仇だ!!

?「A!!」

異能を発動させようとしたその瞬間、後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。

大切な人→←突然の任務



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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時

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