バー『Lupin』 ページ6
織田作side
今日も一日の業務を終えて行き着けのバーに行く。
…もう既に先客が居たようだ。
A「あっ、織田作!今日もお疲れ様!」
織「あぁ、お互いに。……おい、その服は如何したんだ?」
A「エリス嬢と首領に着せられちゃって。今日一日はこの恰好で居ろって言われたの。」
織「そうか。お前も大変だな。」
A「まぁねー。」
苦労の耐えない生活なのだろう。綺麗な恰好をしていても何処か疲労を感じる雰囲気を醸し出して居る。
織「今日もエリス嬢の相手をしていたのか?」
A「うん。一緒に雪で遊んだの。エリス嬢は雪がお好きみたいでとても顔を輝かせていらしたから、私も調子に乗ってはしゃぎ過ぎて仕舞ったの。
私の手を握ってみて?」
両手を差し出すAの手を握ってみると、氷の如く冷たかった。
織「この手は…?」
A「能力を使い過ぎたみたい。手の感覚が無くなるまで遊んじゃってさ。やっと感覚が戻り始めたのがつい先刻からなの。」
織「全くお前という奴は…。何かあったらどうするんだ。」
A「あはは…つい。」
?「A!こんな所に居たんだね!私が何れ丈心配して探したと思ってるんだい!?」
A「げっ…太宰。」
太「Aの服に仕込んだGPSは途中で反応しなくなるし、慌ててAの部屋に言ったら誰もいない上に荷物が綺麗に片付けらてるからこの組織を出て行ったんじゃないかと思って心配したんだよ!?」
A「GPSは部屋で気付いたから壊して捨てた。てか、部屋に鍵かけてた筈。どうやって入ったの?」
太「ふふ♪」
A「うわっ…」
太「そんな塵を見る様な目で見ないでおくれよ。Aに見つめられたら照れるじゃないか。」
A「本気で死ね」
太「おー怖い怖い。でも愛してるよ!私も一緒に今から心中でも「くたばれえぇぇぇ!」うぐっ…」
太宰の鳩尾に一発派手に蹴りが入った。大人しく太宰に抱きしめられたと思ったら此れを企んでいたのか。全く油断ならないな、Aは。
織「良いのか?こんな事して。」
A「織田作も知っての通りこんなの日常茶飯事でしょ?」←
織「それもそうか。」←
その後、太宰は来店した安吾と俺によってマフィア本部引き摺り戻された。
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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時