繋がった気持ち ページ47
太宰side
前々から判ってはいた。織田作がAに密かに好意を寄せていることを。隠している心算なのだろうけれどバレバレだよ織田作。私に気を使っている心算なんだろうけれどそんな気遣い要らないよ。
お互いAの眼中には無いのだから。
…云ってて悲しくなってきたから止めよう。
こんな時に不謹慎なのも判っているのだけれど、それでもAのことに関しては誰にも譲れない。
織田作に抱きしめられた時、織田作に嫉妬していた。心にドロリとドス黒い感情が湧いた。こんなに強い感情は初めてかもしれない。
ドンッ
太「え?」
一瞬何が起きたのか判らなかった。腰に温もりを感じる。間違いは無い。Aが私の腰に抱きついていた。
太「A?どうしたの?幾らAでも急に抱きつかれると襲うよ?」
A「太宰は何処にも行かないよね?」
太「A?本当にどうしたんだい?」
可愛い事云ってるけど最初私の言葉に対して気持ち悪って云ったの聞き逃さなかったからね。
A「安吾がいなくなって感じたの。もし同じ様に太宰がいなくなったら私、寂しいんだって。」
太「それは織田作にも同じ事が云えるんじゃなのかい?」
A「違う。否、違わないけど、太宰に感じる寂しさとは気持ちの強さが違う。」
太「…」
A「やっと判った。私、太宰がs「待った」」
Aの口を人差し指で抑えた。
太「そういうのは男の私から云うものでしょ?まァ、散々云って来たから慣れたかもしれないけれど。」
_______________愛してるよA
_______________私も。愛してる
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時