安定の二人 ページ35
Aside
太「ねぇねぇA！どう思う？」
A「一回地獄を見るべきだと思う」
午後の仕事(お守りしてるだけだけど)を無事に終え、自宅へ帰ろうと自室を出た途端に太宰に一緒に呑もうと呼び止められ、必死に抵抗するも虚しくLupinに連行された挙句、同棲しようよ！等と阿呆な事を云う此奴の晩酌相手中。正直ウザイです。ダレカタスケテ。
太「説明長くない？」
A「誰のせいだと思ってんだ阿呆てか人の心勝手に読むなよカスマジくたばれ」
太「よく息継ぎせずにスラスラと罵倒出来るね。そして私のガラスのハートは砕け散ったよ。」
A「一緒に心臓も砕けて死ねばいいのに」←
太「冷たいAも愛しいね♡」
マスターにアイスピック借りて此奴をあの世行きにしたい切実に。
A「用が無いなら返っていい？」
太「せっかちだねーAは。私達の同棲ライフについてっていう大事な話の真っ最中なのに。」
A「私せっかちだから今すぐ帰るねバイバイ」←
太「待って待って待って待って！！」
帰らないで〜、と泣きついてくる太宰を横目にカクテルを流し込む。
A「あのねぇ！私は同棲なんかしなi…太宰、右眼の横から血出てるけどどうしたの？」
此処に来て初めてちゃんと太宰の顔を見たら右眼の横の包帯が赤く染まっていた。
太「ん？あぁ、此れ？さっき敵組織と撃ち合いになった時に弾丸が掠れてね。傷口開いたのかな。」
A「あ、マジの怪我なのね。てっきり遂に厨二病メイクに目覚めたのかと思った。」←
太「Aは私をなんだと思ってるんだい？」
A「変態厨二セクハラ社会不適合軽佻浮薄中途木乃伊」
太「うわっ、今迄で一番長い悪口だ」
本気出せばもっと云えそう←
太「私は目の前のお姫様を孤独の闇から救い一生掛けて幸せにする救世主であり君だけの華麗な王子なのだよA」
A「帰っていい？否、帰るね」←
決まった！とか云ってる奴を無視して席を立つ。
太「今日は付き合ってくれてありがとう。因みに一つ云っておくけど最初から要件は無いよ((ニコッ」
ドゴッバキバキバキ
呆れて言葉も出ない。私なんかに構ってないで早く大切な友達を扶けに行けよ。
…『大切な友達』という単語に少し胸が傷んだのはここだけの話。
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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します！ (2016年11月28日 21時) (
レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロン | 作成日時：2016年11月28日 2時
