胸騒ぎ ページ31
Aside
午前中のお世話係の任務を終え今は自室で書類整理中。
朝の出来事のショックが大きくて仕事に身が入らない。
何で安吾が失踪?何の為に?何でそんな急に?
恐らく首領は織田作と安吾が(ついでに太宰とも)友人である事を識っているからそう指示を出したのだろう。其処迄は納得がいく。
…じゃあ此の酷くザワつく胸騒ぎは何だ。
太「Aー」
嗚呼、疲れと現実逃避の所為で幻聴まで聞こえる←
太「Aー?聞いてるかい?」
太宰なんて此処にいるはずない。しっかり鍵は閉めたし、抑々太宰は今任務中だかr「Aってばー!聞いておくれよー!」
突然背中に体重が掛かる。……認めざるを得ないみたいだ。
A「何なの太宰、てか人の背中に体重掛けておきながら胸を触ってくるなぁぁぁ!!」
ふーむなかなか、とか何とか云ってる奴の腕を掴んで机の向こう側に投げ飛ばす←
A「何しに来た!この変態セクハラ社会不適合中途ミイラ!!」
太「わー暴言のオンパレード」
マジくたばれカス
太「此の書類誤字脱字が多いよー?そんなに例の件が気になるの?」
流石幹部、話が早い。つか、何勝手に書類確認してやがる。
A「あんたは気にならないの?」
太「勿論気になるよ?でも織田作なら上手くやるに決まってる。」
A「…」
太「私は織田作が扶けを求めてきたら何時でも行くよ。あっ、勿論Aもだよ?何処に居ても何してても(例え救援要請が無くても)Aの元に飛んで行くからね!」
A「おいこらカッコの中見えたぞ」
?「〜〜〜!」
突然部屋の外から誰かの叫び声が聞こえた。
A「此の声…中也?」
中「おいA!!此処に太宰居ねェか!?」
A「居る居る、鍵開けるから一寸待ってー。」
げっ蛞蝓!もう追いつくなんて、と云ってる太宰を強引に中也に引き渡す。
中「悪ィな、此奴借りてくぞ。」
A「返さなくて善いよ全力で」
太「Aまた後でね〜」
A「二度と来んな」
二人が出て行っても静かになっても胸騒ぎは収まらない。
…何も無いと善いのだけど。
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時