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記念撮影 ページ29

引き続きNOside

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A「安吾!」


現れたのは坂口安吾、ポートマフィアの専属情報員であり、『マフィアの凡てを識る男』と呼ばれている。


Aは目を輝かせて安吾の合流を喜んだ。
ぶっちゃけこの問題児幹部と天然イケメン混ぜ咖喱の突っ込みを一人でこなすのは疲れるのである。


織「安吾は今仕事帰りか?」


安「えぇ、東京迄日帰りの出張でした。遊ぶ間も無くとんぼ返りでしたよ。」


A「戦果は?」


安「残念ながら」


A「そう…お疲れ様。」


太「そうだ皆!今度私の作った堅豆腐食べてくれないかい?」


安・A「「嫌だ/です」」


太「美味しいのに〜織田作は?」


織「そんなに上手いなら是非食わせてくれ」


安「織田作さん、今のそれは突っ込む所ですよ」


織「そうか今のが突っ込むポイントなのか。一つ勉強になった。」


A「安定の天然だ事…」


織「何か云ったか?A」


A「何でも無い」


安「私はそろそろ失礼します」


A「もう行っちゃうの?」


安「はい、今日はもう疲れたので早めに家に帰って休みたいんです。」


太「そうだ写真を撮ろうよ!記念にさ」


織「何の記念だ?」


太「四人がここに集まった記念なんてどう?どんな記念でも善いさ。」


珍しく真面目な顔をした太宰に流石の安吾も有無を言わず鞄から写真機を取り出した。


安「幹部殿の仰せの儘に」


太「かっこよく撮ってよ、将来Aと二人でアルバムを振り返っても恥ずかしくないくらいに。」


A「後半の台詞要らない」


太「ほら、織田作も!安吾も!Aも!」


織「俺も撮るのか?」


安「別に私はいいですよ」


A「否、写真とか苦手なんだけど…」


織「太宰、何で急に写真なんだ?」


Aが安吾を撮っている間に織田作はそっと太宰に近寄った。


太「何となくだよ。今撮っておかなければ我々が集まったという事実を残すものが何も無くなるような気がしたんだ。あっ安吾!Aの写真は私に頂戴!」


A「絶対渡さないでよ安吾!」


四人並んでの記念撮影をして、その日はお開きになった。

______太宰の予感は中った。この先彼らを待ち受ける運命に“今の関係の儘でもう一度彼らが集まる”という事は無かったからだ。

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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時

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