デレ期到来 ページ26
中也side
今、俺の眼前では凄まじく恐ろしい光景が広がっている。
間違っても之は夢じゃねェって事は百も承知だ。
A「だーざい♪」
太「何だいA?如何かしたのかい?」
デレデレしたAと何時も以上に尋常じゃない程デレデレした気持ち悪い太宰によるリア充らしい遣り取りが繰り広げられている。
爆ぜろリア充←
太宰は割と何時も通りだから善い。問題はAの方だ。普段は太宰を塵の様に見ているのに今日は何があったンだよ。
中「おい太宰」
太「何だい中也。今私はAとイチャイチャしてるんだからたかが蛞蝓如きに邪魔されたく無いのだけれど。」
中「縊り殺すぞ手前ェ。今日のAはやけにお前に素直だが、何があった?」
太「んー?ちょっとね。」
悪戯っ子な餓鬼が見せるような顔をした太宰がニヤリと笑った。…気色悪ィ。
大方、Aの口にする物に何らかの薬でも入れたンだろう。
中「ったく…人前でイチャイチャすんじゃねェ!気持ち悪ィんだよ!」
太「嫉妬かい?嫉妬かい?w」
中「太宰ィ!」
A「ねぇ太宰、此から二人で何処か行こうよ!」
太「善いねぇ。Aの頼みならば何処へでも行こう!」
A「ふふ。嬉しい。」
もう駄目だ。見てるだけで頭いてェ。
太「と云う訳で中也、ばいばーい」
俺を馬鹿にする様に手を振ってくる太宰が無駄にうぜェ。
中「何時か絶対ェ死なす!」
ピッタリくっつき乍ら去っていく二人の後ろ姿に俺も背を向け仕事にかかる。
Aが正気に戻った時、絶対ェ一嵐来るな。
直感的にそう思った。
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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時