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ありがとう ページ19

太宰side

太「まぁ、ざっとこんな感じかな。」

話を終えてAの方を見てみると、とても辛そうな顔をしていた。

太「どうしたんだい?」

A「いや、私、太宰に迷惑かけたなぁって。」

太「そんな事云うなんて珍しいねA!デレたければデレて良いのだよ!?」

A「ほんと雰囲気ぶち壊しなんだけど。」

迷惑だなんて微塵も思っていない。Aが眼前で死なれる方が余程迷惑だ。

太「Aが倒れた直後に中也と姐さんが駆け付けてね。二人も、とても心配してたよ。てか、オロオロしすぎて中也は乱心状態だったし、姐さんは娘が反抗期に入った時の親みたいだったからね。」

A「本当にごめんなさい。」

太「珍しく織田作も殺気を放っていてね、残党兵の四分の三を織田作が潰したよ。」

A「人殺しはしたくないって云ってたのに…私の所為で…」

太「でも本人は微塵も後悔してなかったみたいだよ?「Aの為だ。」なんて格好良いこと言ってた。」

A「やだイケメン…!」

太「」

もう私のライフはゼロだよ。うん。ちょっと死んでくる。←

A「…後で皆にお礼言って回らなきゃだね。」

太「私も付いて行こうか?」

A「来るな。さっさと仕事に戻れ。」

太「えー辛辣ー」

わざと聞こえるように文句を云い乍ら扉に向かう。

A「太宰」

太「なぁにー?」

A「ありがとう。」

太「…ふふっ。どういたしまして。姫君。」

バタンッと医務室の扉を閉めて外に出る。

今の顔を誰かに見られたら不味いなぁ。可成り赤い筈だし、何より顔が熱い。

あの綺麗な笑顔と声で言われたらどんな人間でも虜になる。

本当に可愛いんだから。うちの姫様は。

__________________________________________

A「!?なんか寒気する…」

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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時

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