愛しい人 ページ17
太宰side
任務から帰って来て織田作の腕の中で気持ち良さそうに眠るAと其れを愛おしそうに見つめる織田作を見つけて本気でショック死するかと思った←
太「織田作?何してるんだい?」
織「太宰、目のハイライト消えてるぞ。」
太「ん?」
織「落ち着け。Aの一寸した相談事を聞いていただけだ。Aが話してるうちに泣き出したから落ち着くように抱きしめていたらAが其の儘眠ってしまったからこんな状態なだけだ。」
太「織田作、そのポジション私と変わって。」
「どうするんだ?」と云って戸惑う織田作を上手く誘導して私の腕の中にAを収める。
太「あぁ幸せ。」
私の腕の中とは知らずスヤスヤ眠るAは最高に綺麗だった。
太「うふふー。Aは軽いねぇ。膝に乗っけて眠らせても未だ未だ余裕だよ。」
織「確かに軽かったな。Aはちゃんと食べてるのか?」
太「食事より仕事っていう人だからちゃんと食べてない事が多いみたいでね。」
織「其れは良くないな。」
太「今度注意しとかなきゃねー。そうだ織田作、先刻構成員が探してたよ。一階のロビーに居る筈だから行ってあげて。」
織「すぐ行く。ありがとう太宰。」
太「頑張ってね〜。」
部屋を出て行く織田作の背に向けて手を振る。
気を取り直してAの方に向き直った。整った顔が本当に美しい。
太「本当に君は綺麗だよね。見てて飽きないよ。」
そう云えばこの前寝てる時に魘され乍ら寝言で「さよなら…」とか云ってた気がする。
私を置いて何処に行くつもりなんだい。私を独りにしないでおくれ。何処にも行かないでくれ給え。
Aを抱き締める腕に力を込める。
A「んん…太宰?」
太「A起きたんだn「何で太宰なの…」そんな酷く衝撃を受けた様な顔しなくても良いじゃないか。」
A「待って待って待って。私先刻まで織田作と話してて其の儘…」
太「うふふ。其のポジションを私が貰ったのさ。」
A「奪ったの間違いでしょ。てか、降ろしてよ。」
太「そんなに私が嫌かい?」
A「え、めっちゃ嫌」←
もう私のライフはゼロだよ。然も態々真顔で云うからもう傷付いたなんてもんじゃない。
太「全くツンデレなんだから♡」
A「くたばれ」
Aが辛辣過ぎて辛い今日此頃。
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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時