相談事 ページ16
織田作side
A「と、言う事なの。」
織「人助け、か。何時もお前は誰かの為に働いてるから確かに人助けはAに向いている仕事かもしれないな。」
A「そうかな？…でも、ポートマフィアを抜けたらまた独りになる。其れは御免なの。それに、何時仕事を変えれば良いのかタイミングも分からない。マフィアを抜けるのは不可能じゃないけど容易でも無い。私はどうすればいいの？」
織「それは、お前のペースで決めれば良いんじゃないか？Aが『今だ』と思った時に此処を抜けて人助けの出来る仕事を探せば良い」
A「でも…」
未だ何か不安があるのかと思っていたら、Aの口から出てきた言葉は意外な物だった。
A「私は、また路頭に迷う…どんなに人を助けても…何時まで経っても…私は独り…」
涙を流し乍らポツリポツリと呟くように喋るAが何時に無く小さく見えた。
初めてAの弱音を吐く姿を見た。何時も冷静乍らも明るく振る舞い、部下達を導き、任務が順調に行くように皆を扶けて来た。
其の上教育係としての仕事もこなしている。(太宰の相手も含む。恐らく之が一番面倒な仕事だろう。)
そんな苦労の絶えないAの弱音だ。普通の人間の愚痴とは重みが違う。
気付いたら俺はAを抱き締めていた。
A「お…ださ…く…」
織「大丈夫だA。今はもう一人じゃ無い。大丈夫だ。」
A「ありが…とう…」
安心したのか、Aは直ぐに眠りに就いた。
寝息を立てて子供の様にスヤスヤと眠るAが愛らしく見えた。太宰はAのこういう所に惚れたんだろうか。
何時も孤独な太宰と、何かと世話焼きなA。
織「お前ら、本当にお似合いだよ。」
…俺は諦めるしかないな。二人共、早くくっついて幸せになれよ。
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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します！ (2016年11月28日 21時) (
レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロン | 作成日時：2016年11月28日 2時
