騒がしい見舞い ページ15
Aside
目を覚ましてからもう三日が経つ。首領には一ヶ月絶対安静と言われたから暇で暇で仕方無い。
コンコンコン
そんな事を考えていたら乾いたノック音が部屋に響いた。
入って来たのは織田作だった。
織「具合はどうだ?」
A「大分良くなったよ。未だ所々痛むけど。」
織「そうか。何はとも有れ無事で何よりだ。」
A「ごめんね。心配かけちゃって。」
織「俺達も心配していたが、一番心配していたのは太宰だ。昼夜共に何処か落ち着かないし、毎日十回は此処に来ていた。」
A「十回って…太宰暇なの?」
太「呼んだかいA!?」
A「呼んでないからくたばって」←
此奴の所為で雰囲気ぶち壊しだ。てか、何処から飛んできた。
坂「太宰君、病室で騒いではいけませんよ。」
A「安吾もいたんだ。わざわざありがとう。」
坂「いえ、気にさないでくd「ねぇA!私は!?私は!?」太宰君!」
A「あー、はいはい。太宰もありがとう。」
中「おィ太宰ィ!之から任務に行くって時にふらふら消えンじゃねェ!」
太「あっ、蛞蝓だ!塩掛けなきゃ!」←
中「巫山戯んな太宰手前ェ!」
A「あーさわがしい。」
中「悪ィなA。具合はどうだ?」
A「全快には未だ遠く及ばないけど、順調に回復しつつ有るよ。…任務良いの?」
中「良くねェな。行くぞ太宰!」
太「えー。中也一人何とかなるでしょ〜?」
こうなったらあの手を使うか。でなきゃ中也が可哀想。
A「太宰頑張って」
太「良し行こう!今すぐ行こう!」←
中「手前なァ!ったく、ありがとなA。」
A「行ってらっしゃーい」
バタン
織「お前の周りは何時も騒がしいな。」
坂「何時もお疲れ様ですA。」
A「ふふ。」
坂「何を笑っているんです?」
A「この時間が、今が、好きだなぁって思ったの。」
織「そうか。」
織田作の大きな手が私の頭を優しく撫でる。お父さんの撫で方に似ていて気持ちいい。
坂「僕もそろそろ仕事があるので失礼します。」
A「うん、ありがとう。安吾も頑張ってね。」
安吾が出て行った部屋には私と織田作だけが残された。要するに、二人きりと言う訳だ。
A「ねぇ織田作、聞いて欲しい事があるの。」
織「どうした?」
A「私が眠ってる間に見た夢の話なんだけど_____」
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マカロン - ご指摘頂けて大変有難く思っております。まだまだ未熟ではありますが、これからもより良い作品を書けるよう尽力致しますのでよろしくお願い致します! (2016年11月28日 21時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - いえいえ、此方こそ突然失礼しました。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 大変失礼致しました。早急に直します。訂正、ありがとうございます。 (2016年11月28日 20時) (レス) id: 88d69b25b4 (このIDを非表示/違反報告)
牡蠣(プロフ) - 太宰さんは絶対異能力は通じません。夢小説だとしても原作ルールは守ってください。注意失礼しました。 (2016年11月28日 19時) (レス) id: a7c2b6c73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロン | 作成日時:2016年11月28日 2時