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華やかな国の上を飛ぶ 、 ｢ SnowMan ｣ 御用達 戦車・
｢ D.D. ｣ 。 その運転席 に、 山吹色の美しく煌めく瞳 の 持ち主がいた 。
D.D. の 輝かさに劣らない この男こそ 、 SnowMan の リーダー 。
｢ … これ 突っ込んでいいの ｣
… 戦闘に関しては 時々 脳筋 だが 。
筋肉質な彼は、 恐ろしく 強く逞しい 。
『 あー … 脳筋の日じゃんウケる〜、わら 』
｢ うるさい。で、どっち ｣
『 東の方角に 百、 西の方角に 六十。挟み撃ちだね 』
｢ 能力 使っていいの、 ｣
『 やぁだよ、治療したくないもん 』
｢ .. はあ、十分で終わらす ｣
『 はあーい 』
インカムで話す男と 夫婦漫才 をしたのち、 男は戦車を降りて 一息で西へと向かう。
その姿は 獲物を狙う、 虎のよう 。
｢ た、ターゲットだ！！ 殺せ！！ ｣
敵は恐ろしいものを 見たように 、 刀片手に 駆け寄ってくる。
だがそれも 、 この男にとっては 好都合 。 寧ろ 有難いものだ 。
｢ ボルテージ、MAX ｣
低い声で 唱えた瞬間 、 部屋が真っ暗になり、ビリビリ と 電流が室内を走る 。
まあ、筋肉質の男 にとっては 別に痛くも痒くもないが 。
他人はそうでは ないらしい 。 皆一様に 、 苦しみ出す 。
｢ は、ぁ" 、うっ" … ｣
背後に 構えた男たちも 、 電流によって 息絶える 。
｢ … 全員死んだか。 ダイナモ、終了 ｣
男は 死骸を冷たく見下し 、 気にも留めずに 仕事を終わらせた。
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作者名：# 朝霧 。 | 作成日時：2023年11月4日 12時
