職業交換 30 (8.30更新◎) ページ30
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濱田が家を出て行ってから、
もう何年経ってるんやろ…
カレンダーを見ても分からへん
今日は土曜日
家でゴロゴロするのも暇やな〜と思って、
新しい空気を吸うために外に出た。
目的地は無いはずやのに、
誰かに背中を押されているように進んでいく
どんどん知ってる道になっていくのが怖かった。
「久しぶりに来たな……」
私が辿り着いた場所は、
みんなが察してる通りオシャレなカフェ
大切な思い出が詰まってる淳太くんのカフェ
ちゃんと深呼吸して、落ち着かせてから入った。
お昼のピークが終わったこの時間
淳太くんがジャスミンティーを出してくれたこの時間
カウンター席には、
何年ぶりかに見た濱田が座ってた。
あの時は毎日姿を見ていたのに、
出て行ってしまった今となっては珍しいことや
濱田は私を見るなり固まって、
持っていたティーカップをカタカタ震わしとる。
淳太くんはそんな濱田を見かねて、
濱田の手からティーカップを奪った。
あの手紙はどうなったか知らへん
けど、知らなくて良いことだってある。
不思議な夢を見た日から、
ずっとずっと、濱田への言葉を考えた。
何で隠れたように言ったんやろ…って、
少しだけ腑に落ちないことはあるけど、
「好きです」って言われて、素直に嬉しかった。
濱田「A先輩……なんで……」
「今日から、よろしくお願いします」
アホな濱田には、意味が分かってへんやろ…
この言葉に、2つの意味があること。
1つは淳太くんへの言葉
もう1つは、濱田自身への言葉や…って
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一波(プロフ) - もえさん完結お疲れ様でした(^^)
お忙しい日常がんばって下さい(^^)楽しみに待ってまーす★ (2017年9月2日 2時) (携帯から) (
レス) id: b00addc009 (このIDを非表示/違反報告)
tapiokalemon(プロフ) - 頑張ってください！！！ (2017年8月6日 13時) (レス) id: c1cf9673ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2017年8月1日 12時
