職業交換 22 ページ22
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不思議な夢を見た。
近年稀に見る夢を見た。
自分は寝室のドアの近くに立っていて、
夢の中にいる私がベッドで寝ている。
そこに濱田が来て、愛おしそうに私を見る。
ふわりと、大きな手で頭を撫でて、
「先輩、好きです」と呟いた。
夢の中やのに、ドキッとした。
そのまま濱田は寝室を出ていく
気になって着いていくと、
そこには半年前に見たきりのキャリーがあった。
机の上には手紙が置いてあって、
その近くに濱田がいつも持ってる合鍵があった。
合鍵を手に取った濱田は、
そのままキャリーを引いて、家を出た。
ガチャっと鍵が閉まる音がして、
「どこかに出掛けたんかな…？」と思った。
せやけど、その思考は間違いやった。
ガタンっと音を立てながら、
ポストの中に何かが入った。
そっとポストの中を覗いてみると、
そこにはさっきまで濱田が持っていた合鍵があった。
急いでリビングに戻って、
机の上に適当に置かれた私のスマホを見る。
今日の日付になっていた。
走って寝室に行き、
寝ている私を起こしているところまで見て、起きた。
ベッドの上でぼーっと固まる。
のそのそとゆっくりではあるが、
ベッドから降りてリビングに向かった。
机の上には、夢の中で見た紙が置いてある。
「嘘やん……」
急いで玄関に移動して、
ポストの中を覗いてみると、合鍵があった。
こんなにも完璧な正夢を見ること、
ほんまに存在するんやろか…
正夢がリアルすぎて、あほらしくなる。
「濱田」と呼んでみても、返事はなくて、
合鍵を握りながらその場に座り込んだ。
知らへんかった。
自分にとって大きい存在になってたこと。
濱田が居れへんかったら、きっと、生きられへん
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一波(プロフ) - もえさん完結お疲れ様でした(^^)
お忙しい日常がんばって下さい(^^)楽しみに待ってまーす★ (2017年9月2日 2時) (携帯から) (
レス) id: b00addc009 (このIDを非表示/違反報告)
tapiokalemon(プロフ) - 頑張ってください！！！ (2017年8月6日 13時) (レス) id: c1cf9673ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2017年8月1日 12時
