ふっか☆ ページ15
深side
朝起きたら感じた違和感。
寒気と体のだるさ。
絶対熱あるなと思いながら体温計に手を伸ばした。
｢うわ、高い､､､｣
表示されたのは38.6。
起き上がるのも辛くてベッド横の机に体温計の電源を切らずに起き、また眠りについた。
岩side
10時になってもふっかが起きてこない。
心配になって起こしに行った。
ふっかの部屋に入ると布団を深く被ったふっかとベッドの横の机に体温計が置いてあった。
そっと体温計を覗くと38.6と表示されていた。
俺は急いでふっかを起こした。
｢ふっか、ふっか、起きて！｣
深｢ん〜、ひ、かる？｣
｢そう、熱あんの？｣
深｢あー、うん、ちょっと｣
｢38.6℃がちょっとか？｣
深｢そんな怒んなよ、｣
｢怒ってねーよ、とりあえず何か食って薬飲も？｣
深｢うん｣
｢何なら食えそう？｣
深｢何も食べれない。｣
｢まーそーだよな笑｣
普段から少食だからしょうがないけど、その返答に少し笑ってしまった。
｢でも何か食べないと薬飲めないぞ？｣
深｢...。｣
｢お粥とかうどんは？｣
深｢...。｣
｢ゼリーとかフルーツとかヨーグルトは？｣
深｢...、グスッ｣
｢泣くなよ笑｣
何も食べれないのに食べろと言われ泣いてしまった。
背中をトントンして落ち着かせていた。
深｢...フルーツなら食べれる。グスッ｣
｢お、頑張ろ。持ってくるから待ってて。｣
ふっかがフルーツを食べると言うので気が変わらないうちに急いで用意しに行った。
イチゴ3個とりんごを小さく切ったのを3個、バナナも小さく切って3個をお皿に乗せて薬と一緒に持って行った。
｢持ってきたから食べよ？｣
深｢うん。｣
ふっかはりんご1個とバナナ2個を残してギブアップ。
深｢もういらない。｣
｢おう、じゃー薬飲もっか？｣
薬を飲ませて横にならせる。
｢じゃー、後は寝たら治るからゆっくりしてな？｣
深｢照行っちゃうの？｣
｢一緒にいてやりたいんだけど俺仕事残っててさ、すぐ終わらせて来るからちょっと待ってて？｣
深｢…うん、分かった。｣
｢ごめんな。｣
俺は布団を掛け直して頭を撫でてから部屋を出た。
すぐに仕事を終わらせてふっかの部屋に向かった。
するとクレーンゲームで取ったであろうミニオンを抱きながら寝ているふっかがいた。
顔を覗くと涙の跡があり、寂しい思いをさせたなと反省した。
俺はまた頭を撫で、手を握りベッドの横の椅子に腰をかけた。
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あっぷるくらげ(プロフ) - 分かりました！本当にありがとうございます！ (2021年1月16日 1時) (
レス) id: 50578d3183 (このIDを非表示/違反報告)
ら - オリジナルフラグのことです。作者様は実在の人物の名前を借りて作品をつくっているのでついたままだとルール違反になってしまいます、、 (2021年1月16日 0時) (レス) id: dfacd260c2 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるくらげ(プロフ) - らさん» ご指摘ありがとうございます！申し訳ないのですが、オリジナルとは何か教えていただいてもよろしいですか？ (2021年1月16日 0時) (レス) id: 50578d3183 (このIDを非表示/違反報告)
ら - おりじなるついちゃってます、、 (2021年1月16日 0時) (レス) id: dfacd260c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あっぷるくらげ | 作成日時：2020年8月20日 18時
