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大介がしんどそうに歩くので後ろから支えてあげながら病院の、中に入った。
診察の結果は胃腸炎。
脱水が出ていたから点滴をした。
帰る時に照に胃腸炎だから皆うつらないように気をつけてとLINEを送った。
向｢じゃー、帰るけどまた気分悪なったら可哀想やから寝てていいからな？｣
佐｢うん、｣
大介が寝てから車が出発し、家に着くまで1度も起きなかった。
｢ただいまー！｣
岩｢おかえり、和室に布団敷いてあるから寝かせてやって！｣
｢うん、ありがとう｣
大介を和室に寝かせた。
冷えピタを貼ってあげて、近くに袋をかけたゴミ箱と水を置いておく。
岩｢トイレは2階の右側使って？｣
｢おっけー！｣
岩｢俺は看病出来ないから頼むわ！｣
｢うん、任せて！翔太と涼太も近づかせないようにしてね｣
岩｢おう、なんかあったら呼んで？｣
｢はーい！｣
高校生組が帰ってきたらしく、リビングが騒がしくなった。
その声で大介が目を覚ました。
佐｢ん、阿部ちゃん。｣
｢うん、大丈夫？｣
佐｢気持ち悪い。｣
｢ゴミ箱あるから大丈夫だよ！｣
佐｢気持ち悪いだけだから吐かない。｣
｢そっか、しんどいねー。｣
佐｢阿部ちゃん、ｸﾞｽｯ、ギューってしてｸﾞｽｯ｣
｢うん、ギュー｣
佐｢しんどいよｸﾞｽｯ｣
｢横になった方が良くない？｣
佐｢でも、阿部ちゃんとギュー出来ないｸﾞｽｯ｣
｢一緒に寝てあげるから横になろ？｣
佐｢ん、ｸﾞｽｯ｣
しんどくて大介が泣き出しちゃったから抱きしめてあげて、一緒にに寝てあげる。
佐side
阿部ちゃんと一緒に寝ていたはずなのに起きたらいなかった。
なんか気持ち悪い。
吐きそう。
ゴミ箱を取ろうとしたらそのまま倒してしまった。
どうしよう、間に合わない。
｢あっ、ｳｪｯ、ｹﾞﾎﾞｯ、ｹﾞｪｹﾞｪｹﾞｪｹﾞｪｯ｣
阿｢大介！大丈夫？しんどいね？全部出しちゃいな？｣
｢ごめ、ん、ｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞｯ、んっ、ｸﾞｽｯ｣
阿｢大丈夫大丈夫。布団汚れちゃったからちょっと横行ける？今タオルしか持ってないからまた吐きそうだったらこれに吐いちゃっていいから！｣
阿部に迷惑かけちゃったなとか移っちゃうとか色々考えてたらまた気持ち悪くなってきた。
｢ｹﾎﾟｯｹﾞﾎﾞｯ｣
阿｢あ、吐いちゃった？｣
｢ん、ちょっと｣
阿｢こっちに布団敷いたから横になんな？タオル貰うね？｣
｢ありがとう。｣
あれからご飯は食べられずに、眠りについた。
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作者名：あっぷるくらげ | 作成日時：2020年8月20日 8時
