胃腸炎 ページ7
阿side
皆を学校に送り出し、家事をしたりしていると、家電が鳴った。
｢もしもし。､､､はい。、はい、そーですか。分かりました。すぐに向かいます。、はい。ありがとうございます。失礼します。｣
岩｢誰？｣
｢大介の担任だったんだけど、具合悪くて保健室行ったら吐いちゃったらしい。康二と一緒に迎えに行ってくるわ｣
岩｢分かった。俺色々準備しとくわ｣
｢うん、ありがとう！｣
俺は康二に運転してもらって大介を、迎えに行った。
向｢俺車に残るからさっくん迎えに行ってきてもらってええ？｣
｢わかった！行ってくる！｣
保健室に入る。
｢失礼します。佐久間大介迎えに来たんですけど、｣
保先｢お待ちしておりました。先程2回ほど戻してしまって、熱もありますので病院に連れてってあげて下さい。クラスで胃腸炎が流行ってるみたいなので胃腸炎かもしれないです。｣
｢分かりました。ありがとうございます。｣
保先｢あちらのベッドにいますので行ってあげてください。｣
｢はい。｣
胃腸炎だったら大変だなと思いながら大介が寝てるベッドのカーテンを開けた。
｢大介？大丈夫？｣
佐｢阿部ちゃん。うん、大丈夫。｣
｢帰ろっか？荷物持ってあげるから少し歩ける？｣
佐｢うん。｣
大介は顔色が悪く、凄くしんどそうだった。
｢ありがとうございました。失礼します。｣
佐｢ありがとうございました。｣
保先｢お大事になさってください。｣
保健室を出て大介と康二が待つ車に乗った。
向｢さっくん大丈夫か？寝てていいからな？｣
佐｢うん、ありがとう。｣
大介は寝てしまった。
｢病院寄って？｣
向｢分かった。さっくんしんどそうやな？｣
｢クラスで胃腸炎流行ってるらしくて、だから大介も胃腸炎かも。｣
向｢まじか、それはしんどいな。｣
康二と話していると大介がモゾモゾと動き出した。
｢大介？起きちゃった？｣
佐｢阿部、ちゃん、気持ち悪い。｣
｢おー、吐いちゃいそう？｣
佐｢うん、｣
向｢袋あるから気にせんでいいよ？｣
康二から袋を受け取り、大介の口元に当て、背中を摩った。
｢気にしないでいいからね？｣
佐｢ｳｪゲェゲェゲェゲェ｣
｢しんどいねー、大丈夫だよ？｣
佐｢ｹﾞﾎﾞｯゲェゲェゲェゲェ｣
向｢着いたから落ち着いたら出ような？先受付してくるわ｣
｢ありがとう。｣
佐｢もう、平気。｣
｢うん、じゃー中入ろっか？｣
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作者名：あっぷるくらげ | 作成日時：2020年8月20日 8時
