夏風邪 ページ17
深side
ふと目が覚めると深夜の2時で、俺は何故か寒気がしてカタカタと震えている。夏なのに寒いなんておかしいと思いながらも、寝たら治ると思いちょっとしたら眠りについた。
岩｢か、ふっか！起きろ〜！｣
｢ん、おはよぉ〜｣
佐｢まだ眠いでやんすよ〜！｣
岩｢おはよ！はやく準備しな？｣
｢はーい！｣
佐｢まだ眠いでやんすねー｣
｢んね。｣
起きてから感じた倦怠感と頭痛。これは熱があると思った。今日は素直に言おうと決めた。
阿｢あ、おはよ！｣
｢あ、…あのさ、ちょっと具合悪いかも…。｣
岩｢えっ？大丈夫？何処が辛い？｣
｢頭痛とちょっと身体だるい。｣
向｢うそ?!熱測ろっか？持ってくるからソファ座ってて！｣
｢ありがとう。｣
佐｢ふっか、大丈夫？ゆっくり休みなね？｣
宮｢お大事に。｣
しっかり言ったけど、なんか心配されんのってちょっと恥ずい。けど結構しんどいから言ってよかった。
照side
ふっかから不調を訴えてきたって事は結構辛いのかと思った。ソファでぐったりと座ってるふっかは辛そう。
向｢持ってきたよ！はい！｣
深｢ん、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ｣
｢何度？｣
深｢はぁー。ｽｯ｣
何も言わず体温計を差し出してきた。
｢ん？え!?39.6??やばくない？大丈夫？｣
深｢なんか体温見たらきつくなってきた。｣
｢ベッドで休もっか？支えるから行こ？｣
深｢うん。｣
ベットで横にさせた。
向｢冷えピタと氷枕とスポドリ持ってきたで！｣
｢ありがと。大丈夫？結構キツそうだね。｣
深「夏風邪なんて久しぶり笑」
｢そーだよね。なんかして欲しいことある？｣
深｢手…。｣
｢ん？｣
深｢手…繋いでて…。｣
｢うん笑いいよ！ｷﾞｭｯ｣
ふっかはとても恥ずかしがってたけどあつい手をしっかり握って看病しました。
終わり
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作者名：あっぷるくらげ | 作成日時：2020年8月20日 8時
