ストレス ページ16
照side
今日も寝起きの悪い翔太を起こしに行く。
｢翔太、起きて？｣
渡｢んｯ、照ｯ、。｣
｢ん？どした？具合悪い？｣
渡｢お腹、痛いｯ。｣
｢お腹？トイレ行くか？｣
渡｢ﾌﾙﾌﾙ。｣
｢とりあえず和室行こっか？ｲｯｼｮｯ｣
翔太が腹痛を訴えた。
でも、トイレでも気持ち悪い訳でもないらしい。
翔太を和室に寝かせる体を丸めてしまった。
｢翔太？何でお腹痛いか心当たりある？｣
渡｢分かんないｯ。｣
｢病院行こっか？｣
阿部に翔太を着替えさせてもらって、俺は車の準備をしたりする。
翔太を病院に連れてくと、ストレスだと言われた。
少ししたら下痢をするかもしれないと言われた。
家に着き、話を聞く。
｢翔太？最近悩んでる事とか無い？｣
渡｢…ｯ。｣
｢教えて欲しいな？｣
渡｢学校行きたくないｯ。｣
｢どうして？｣
渡｢いじめ…られてるｯ…ｸﾞｽｯ。｣
｢そっか。しんどかったな？おいで？｣
俺は翔太を抱きしめた。
渡｢ｸﾞｽｯ。｣
｢気づかなくてごめんな？｣
渡｢違うｯ、俺が言わなかったからｯ。｣
｢…今日はゆっくり休もうな？｣
渡｢…うんｯ。｣
翔太に何も言え無かった。
渡side
最近いじめられてて、学校に行くのが嫌になった。
照に抱きしめられて俺は泣いた。
泣き疲れて俺は寝てしまった。
すると、お腹の痛さと便意で目が覚めた。
｢んｯ…。｣
岩｢翔太？大丈夫？｣
｢トイレｯ。｣
岩｢おう、行っておいで？｣
トイレに着くと酷く下してしまった。
｢ﾌﾞﾋﾞｭｯﾌﾞﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ｣
10分くらい籠ってトイレを出た。
岩｢大丈夫か？｣
｢うん、。｣
この日は何も食べれず、ずっと寝ていた。
次の日、お腹の痛さは治っていなかった。
岩｢翔太？大丈夫？治った？｣
｢ﾌﾙﾌﾙ。｣
岩｢そっか、今日も休もっか？｣
｢ｺｸｯ。｣
岩｢ちょっと話そっか？｣
｢えっ？｣
岩｢学校行きたくない？｣
｢…うん。｣
岩｢…翔太はひとりじゃないよ。｣
｢…うん。｣
岩｢俺も涼太も康二もふっかも皆お前の味方だからさ、俺らに話してスッキリさせちゃいな？｣
その後俺は泣きながら照に話して少し心が軽くなった。
照｢無理しないでいいからね。｣
｢うん、ｸﾞｽｯ、ありがとう。｣
照｢学校では涼太に守ってもらえ。｣
｢うんｯ。｣
照｢そろそろ寝よっか？｣
俺は次の日から学校に行けるようになった。
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作者名：あっぷるくらげ | 作成日時：2020年8月20日 8時
