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「あぁぁぁテストやっとおわったぁぁ、、、」
ふっかの声でやっとテストの終了を実感した。
個人的に体調を大きく崩すことなく終えれたことがとても嬉しかった。
これまでの学生生活で初めてだと言っても過言じゃないはず、、
「今週の土曜日、部活ねーからコスモス畑行こうぜ!」
「いいよ、」
「俺も」
テスト終わりの帰り道ふっかがそう言う。
ふっかはバスケ部らしくなかなか休みがない。
まぁ、その分こういったイレギュラーなことが楽しくてしょうがない。
しかし、約束通りコスモス畑に俺は行くことが
できなった、、、
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「んっ、、、えっ、、」
「目覚めた、、?」
目を覚ませば、主治医である渡辺先生がいた。中学卒業まではおじいちゃん先生だったのに、高校から渡辺先生に。
どうやらおじいちゃん先生の歳を考えて〜とか何とか言っていた記憶がある。
「阿部ちゃん、夜に急にしんどくなったの覚えてる?」
覚えてない。いや、少し記憶あるかもしれない。
寝ている時急に苦しくなって、、
どうにかこうにかしてお母さんに伝えたのかもしれない、
でも、ほとんど記憶にない、
首を傾げると困ったように笑いながら そっか、、という先生。
多分、病気悪化したんだなと悟る。
寝る時はカニューレして寝ることがお決まりになっていたのに、それでもしんどくなったなんて、
「きょう、なんにち、、?」
「今日? 5日だけど、、、」
5日ということはふっかと佐久間と約束していたコスモス畑に行けなかったということ。
持病のせいで、、、
みんなと同じように生きれないのかな、、、?
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作者名：Mi__ | 作成日時：2024年2月19日 17時
