君の太陽 (ページ46)

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『内緒だよ？
　門の横に少し塀が低いとこがあるんだけど、そこから登って入ったんだ。
　そこから入ると、教室から近くてさ、』

Aは思ってたよりわんぱくみたいだ。

廉「少年やん笑」

『入学式の時、駅から正門までみんなと同じ道歩いたら、なんかいっぱい囲まれちゃって笑
　人混み苦手だから、ギリギリの電車乗って、そこから入ってるの。ちなみに帰りも笑』

神「俺らと一緒じゃん。
これで登校の悩みは解決だな、いいこと教えてもらっちゃった」

『ほんと内緒にしててね！笑』

紫「任せときな、誰にも言わない」

もう5時か、
太陽が沈み、オレンジに照らされた海がキラキラして綺麗だった。

紫「そろそろ帰ろっか。」

昨日と同じ帰り道。

公園について、

神「明日委員会あるから、時間が合えば一緒に帰るってことで。じゃ」

廉「あいよ、おやすみ」

紫「かしこまりー。A、気をつけてね」

『ありがとう、みんなもね。おやすみ』