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女「すいません、すごくかっこいいなって思って！
連絡先教えてくれませんか？」
紫「ごめんなさい、興味ないから」
ふと、神と廉の方を見ると2人とも女の子に声をかけられていた。
自分でゆうのもなんだけど、俺らもモテる方だと思う。
バレンタインの時は持って帰れないぐらいたくさんのチョコをもらったことだってある。
最初の頃は嬉しかった。
自分を好いてくれる人がいること、
でも、蓋を開けてみれば、みんな決まって
「こんなかっこいい人と一緒にいるんだよ」
ってみんなに言いふらす。
みんな俺を好きなんじゃない。
俺のそばにいる自分が好きなんだ。
そんなの、いらない。
神と廉も同じ気持ちみたいだった。
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作者名：紫陽 | 作成日時：2020年7月24日 14時
