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彼女はすぐに笑顔になって
『ありがとう。』
とだけ言った。
聞かれたくないことは俺にだってある。
この約束は絶対に守ろう、
不思議とそう思った。
紫「おーい、神？起きてますかーー。」
ふと我に帰る。
神「悪い。
久しぶりだな、普通に接してくれる女の子。」
廉「女友達ってやつな。懐かしい感じするわー、
小学校以来とかやん。」
しばらくして、Aが走ってきた。
俺らが頼んだから走んなくていーのに、
いい子だなあ、と思う
紫「走んなくていーのに。ありがとう。」
紫耀も同じことを思ってたみたいだ。
『ううん、待ってもらってるから、
ごめんね、じゃあ行こっか』
4人で砂浜を歩き始めた。
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作者名：紫陽 | 作成日時：2020年7月24日 14時
