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外に出て辺りを見回すが、ジェシーの姿はない。
アイツどこ言ったんだよ...
まさか俺に言われた通り、本当に家に帰ったんじゃないだろうな？
どうしようかと迷っていたその時、
ジ「あれ、先生？」
背後でジェシーの声がした。
優「あ！お前どこ行ってたんだよ！急に出ていきやがって！」
まぁ俺が帰れ！と言ったのだけど。
ジ「ちょうど紅茶なくなっちゃったので、買いに行ってました」
優「は？」
どうしました？と首を傾げているが、それは俺が聞きたい。
あんなにいじけて、俺のこと嫌いだの、最低だの言ってたくせに... (別に気にしてない)
ケロッとしてやがるぜ。
優「お前、怒ってたんじゃねーのかよ」
ジ「あ〜、怒ってたって言うか、いじけてたんです」
優「それは知ってる」
ジ「本当は先生が迎えに来てくれるまでずっといじけてようと思ったんですけど...」
優「けど？」
ジ「子供っぽいことばかりしてると、先生に嫌われちゃうかな〜って...」
眉を下げながら言う彼を、今ここで無性に撫でたくなった。
優「子供のくせに何言ってんだよ」
ジ「子供じゃないですよ！」
だって俺の方が背高いし...と付け加えるジェシーにイラッとする。
優「うるさい！背は関係ねーだろ！」
ジ「え〜？」
とニヤニヤしながらわざと俺を見下ろした。
優「もうやだ！もうお前なんか知らない！」
そう言ってジェシーに背を向けて歩き出す。
でも俺はふと思い出して足を止めた。
優「その...悪かったな。せっかく紅茶入れてくれたのに酷いこと言って...」
へへっと笑い声が後ろから聞こえる。
ジ「俺もいじけてごめんね？」
そう言う後ろが気になって振り返れば、背後からギュッと抱きつかれた。
ジ「俺たちすぐくだらない事で喧嘩しちゃうよね〜？」
優「くだらないってわかってんならやめろよな！」
しょうもない事で言い争ってしまうのは、俺も含めてある意味子供なのかもしれない。
ジ「さあ！早く愛の巣に帰ろうね！ハニー！」
あ、まだその設定続いてたんだ。
本当は、ただ単にハニー！と言いたくていじけていたという事実は、ジェシー本人しか知らない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
「お邪魔しました〜」
と、夕飯前に彼らは帰って行った。
一応夕飯食べてけば？と聞いたのだが、それは悪いと、珍しく遠慮していた。
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のぞみ☆(プロフ) - sailさん» sailさん！ありがとうございます！彼の天然の仕業なのか、たまにどちらが歳上なのか分からなくなってしまいます(笑)sail様が幸せなら私、書く意味がありますね！今までで1番長いお話になるかと思います！ぜひともよろしくお願いします！ (2020年3月22日 0時) (
レス) id: 8ffdc93937 (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - 天然小悪魔&ツンデレの優吾先生と、イケメン大型犬ジェシーくん、最高です！優吾先生、時々可愛い爆弾を放つからジェスくんも大変ですね＾＾二人の距離がゆっくり確実に近づくのが感じられて、更新の度に幸せになってます。このシリーズ、どうか末長く続けて下さい…！ (2020年3月10日 15時) (レス) id: eaf7cf0093 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - owo_cn_158さん» owo_cn_158さん！^^*)♪天然小悪魔って最強じゃないですか！？それにまんまとハマるジェシー氏...やっぱりゆごほくは捨て難いですよね〜！大好きです。(笑)いつもありがとうございます！ (2020年2月15日 12時) (レス) id: 3cd6d5d331 (このIDを非表示/違反報告)
owo_cn_158(プロフ) - ゆごじぇ可愛いですね〜先生、天然小悪魔っ！そして相変わらずゆごほく要素も入れていただき歓喜です！！いつも更新楽しみにしています！ (2020年2月13日 12時) (レス) id: cde2cb4015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年2月5日 0時
