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仕方ないですね、なんて言いながらアイツは俺を軽々と持ち上げる。
優「いい！降ろせ！」
俺の方が年上というのに、年下のように扱われるのが恥ずかしくて嫌だった。
ジ「歩けないくせに何言ってるんですか？」
少しすれば歩けるから！なんて言い争っているうちに、寝室に着いたようだった。
ゆっくりとベッドに降ろされる。
そこで俺はあることに気づいた。
優「おい」
ジ「はい？」
優「なんでお前と同じ部屋なんだ」
そう聞けば、逆に今更何を言っているんだと言うような顔をした。
ジ「散々一緒に寝てるって言うのに、今更何言ってるんですか？あ、"寝る"って言うのはそう言う意味じゃな...」
優「わかってるわ！！！」
部屋には一応、ベッドが2つあった。
優「お前はこっちに来るなよ絶対！そこで寝ろ！」
アイツが今腰掛けているベッドを指してそう言った。
ジ「えー、さっき1人は寂しいって言ってたくせに〜」
優「うるさい」
ジ「何もしませんから！」
優「当たり前だ」
けち〜と言いながらアイツはベッドに倒れた。
諦めたのか、しばらくすると電気消していい？という声が聞こえた。
優「ああ、頼む」
既に眠気が訪れ始めていたので、軽く返事をしてそのまま目を瞑った。
ゴソゴソ...
優「なっ！」
すぐ後ろで布団が擦れる音がしたと思うと、ピッタリと横向きで寝ていた俺の足に、長い足が巻き付かれた。
ジ「へへへ、来ちゃった！」
優「来んな！変態！」
や〜だ〜と言いながら、次は俺の腹に手を巻き付ける。
完全に身動きが取れなくなってしまった。
優「おい暑苦しいから！」
そう言っても全く聞こえていないようで、先生は俺の抱き枕！なんて馬鹿げたことを言い放つ。
ジ「さっきの先生可愛かったな〜」
優「は？」
いつも思うが、こいつの目はおかしい。
この俺のどこが可愛いって言うんだよ...
ジ「もし...もしだよ？」
優「あ？」
ジ「激しくヤったら、先生あーなっちゃうのかな？なんて想像したら...イテテテテッ！！！」
優「お前殺す...」
巻きついた手を思いっきりつねってやった。
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のぞみ☆(プロフ) - sailさん» sailさん！ありがとうございます！彼の天然の仕業なのか、たまにどちらが歳上なのか分からなくなってしまいます(笑)sail様が幸せなら私、書く意味がありますね！今までで1番長いお話になるかと思います！ぜひともよろしくお願いします！ (2020年3月22日 0時) (
レス) id: 8ffdc93937 (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - 天然小悪魔&ツンデレの優吾先生と、イケメン大型犬ジェシーくん、最高です！優吾先生、時々可愛い爆弾を放つからジェスくんも大変ですね＾＾二人の距離がゆっくり確実に近づくのが感じられて、更新の度に幸せになってます。このシリーズ、どうか末長く続けて下さい…！ (2020年3月10日 15時) (レス) id: eaf7cf0093 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - owo_cn_158さん» owo_cn_158さん！^^*)♪天然小悪魔って最強じゃないですか！？それにまんまとハマるジェシー氏...やっぱりゆごほくは捨て難いですよね〜！大好きです。(笑)いつもありがとうございます！ (2020年2月15日 12時) (レス) id: 3cd6d5d331 (このIDを非表示/違反報告)
owo_cn_158(プロフ) - ゆごじぇ可愛いですね〜先生、天然小悪魔っ！そして相変わらずゆごほく要素も入れていただき歓喜です！！いつも更新楽しみにしています！ (2020年2月13日 12時) (レス) id: cde2cb4015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年2月5日 0時
