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ジ「...帰ったんだけど」
試しに言ってみれば、わかってる！となぜか半ギレ気味。
ジ「だったらなんか言えよ」
優「......」
...無視かよ。
クソ。ムカつくな。
何なんだよホントに。
前ならジェシー！ジェシー！ってうるさいくらいに甘えてきたというのに。
それからも、猫のおかしな態度は1週間を経ても戻ることはなかった。
子供が親離れしてしまった時の親の気持ちって、こんな感じなのだろうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
樹「よお」
ジ「おう」
そして今日。
あの猫はついに俺に一言も言わず、外へ遊びに行くようになってしまった。
朝、目を開ければ座布団で寝る(ベッドで一緒に寝なくなった)猫がいなかった。トイレにも風呂場にも姿はなく、ハッと玄関で猫の靴がないことに気が付く。
いつもなら昼近くまで寝てるくせに。
何となく落ち着かなかった俺は、いつもより早く家を出て、大学に向かったのである。
...もうこれはイヤイヤ期ではない。
反抗期に違いない。
樹「お前、意外と積極的なんだな」
ジ「...は？何が？」
俺の顔をマジマジと見つめながら、突然そう言い放った樹。
樹「お前は奥手だと思ったんだけどな〜」
いや〜見くびってたよと、肩を抱え込まれる。
ジ「...だから何が？」
目的語なしで独りでに話す樹に、全くもってついていけない。
樹「さっきさ、こち猫が公園で泥団子作ってるの発見したんだよ」
ジ「...んで？」
樹「だからさ〜、最近ジェシーとどうなのかって聞いたんだよ。そしたらさ！」
ニヤニヤ口元を緩める樹。
樹「ジェシーとえっちして恥ずかしいって言ってたぞ♡」
ジ「っっ...」
...あの猫。
...殺す。
ジ「...樹。それは飛んだ誤解だ」
樹「お前らラブラブじゃねーかよ！」
ヒューヒューと茶化してくる樹を落ち着かせるまで、数分はかかったと思う。だから事の発端を話す前に講義が始まってしまった。
仕方なく、ノートの四隅に書いて樹に見せれば、樹は笑いが堪えきれなかったようで、口元を手で抑えて教室を途中退場していった。
あの猫...帰ったら覚えとけよ。
−−−−−−
更新大分遅くなってすみませんでした！( ´;ω;` )泣
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のぞみ☆(プロフ) - KTさん» KT様〜！コメントありがとうございます！センチメンタルの方が落ち着きましたので、次はこちらを更新させて頂きますね！お気に入りと言って頂けて、光栄でございます...(泣)どうかこれからもよろしくお願いします(^^) (2020年12月8日 13時) (
レス) id: 66cf8210b3 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 更新楽しみにしています！この作品お気に入りです！ (2020年12月6日 1時) (レス) id: 85fa40ec99 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - ゆきさん» ゆき様〜！こんばんは(*´∀`)♪嬉しいお言葉ありがとうございます！最近はずっと更新が遅くて失礼しました〜m(_ _)mこれからもどうぞよろしくお願いします(^^)いつもお読み頂き、ありがとうございます！！！ (2020年11月18日 3時) (レス) id: 66cf8210b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 更新楽しみにしてました♪くっついた2人も可愛くて仕方ないです！続きを楽しみに待ってます。更新がんばってください〜♪ (2020年11月6日 1時) (レス) id: a88a1c3fb8 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - ma5さん» ma5様〜♪お久しぶりです！いつも温かいご感想ありがとうございます(^^)hkygいいですよねぇ〜ﾆﾔﾆﾔ中々捨てきれなくてhkyg要素どうしても入れたくなっちゃいます〜笑癖になって頂けたなら、もっと盛り込んでしまいましょうか...ムフフ笑いつもありがとうございます♪ (2020年9月30日 1時) (レス) id: 66cf8210b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年7月22日 2時
