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優吾side
優「ねぇ父さん」
ジェシーはあの女の人が好きなのかな？
おれが女の子だったら、ジェシーはおれのこと好きになってくれたのかな？
手のひらに乗る父さんにそう聞いてみたけど、父さんは俺の顔をジッと見つめるだけで何も言わなかった。父さんとお話できないのはわかってるけど、誰かにこのモヤモヤした気持ちを聞いて欲しかった。
本当はジェシーと一緒に“はなび“ってものを見たかった。とっても見たかった。
近所の猫さんたちが言ってたんだ。“はなび“っていうのは"特別な人"と見るものなんだって。
おれはジェシーの"特別"にはなれなかったけど、今日だけはジェシーの"特別"になりたかったのに...
ジェシーはバカだ。アホだ。
ジェシーが俺の手を振りほどいた時、すごくすごく悲しかった。
やっぱりジェシーにはおれなんていらない。
迷惑なだけなんだ。
「テレビ見るんじゃなかったのかよ」
おれしかいないはずの公園に誰かがいた。
顔を上げれば、少し怖い顔のジェシー。
あれ、どうしてジェシーがここにいるのだろう。
あの女の人は...？
そう聞こうと思ったのに、聞けなかった。
突然視界が真っ暗になったから。
ジェシーの大きな身体と、ジェシーの匂いがそこにあった。
とっても好きな匂い。
ジェシーの匂いはすごく落ち着くから大好き。
夢中で自分の鼻をジェシーの身体に擦り付けていれば、グイッと引き剥がされてしまった。
ちょっと残念。
でも目が合ったジェシーの顔は、いつもよりとってもかっこよかった。
−−−−−−−−−−−−−−−−
「お前、俺のこと好きなんだろ」
見上げる猫にそう言えば、猫の目が揺れた。
優「あ...の、ジェシー？」
明らかに動揺している猫。
早く欲しい。
喉から手が出るほどに、この猫からの2文字の言葉が欲しかった。
俺がこの猫に求めているものはまさにそれだから。
ジ「言えよ。俺のことが好きなのか？」
顔を逸らして俺と目を合わせない猫の頬を掴んで、こっちを向かせる。何をまた気を遣っているのか知らないが、猫は口を開かない。
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のぞみ☆(プロフ) - KTさん» KT様〜！コメントありがとうございます！センチメンタルの方が落ち着きましたので、次はこちらを更新させて頂きますね！お気に入りと言って頂けて、光栄でございます...(泣)どうかこれからもよろしくお願いします(^^) (2020年12月8日 13時) (
レス) id: 66cf8210b3 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 更新楽しみにしています！この作品お気に入りです！ (2020年12月6日 1時) (レス) id: 85fa40ec99 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - ゆきさん» ゆき様〜！こんばんは(*´∀`)♪嬉しいお言葉ありがとうございます！最近はずっと更新が遅くて失礼しました〜m(_ _)mこれからもどうぞよろしくお願いします(^^)いつもお読み頂き、ありがとうございます！！！ (2020年11月18日 3時) (レス) id: 66cf8210b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 更新楽しみにしてました♪くっついた2人も可愛くて仕方ないです！続きを楽しみに待ってます。更新がんばってください〜♪ (2020年11月6日 1時) (レス) id: a88a1c3fb8 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - ma5さん» ma5様〜♪お久しぶりです！いつも温かいご感想ありがとうございます(^^)hkygいいですよねぇ〜ﾆﾔﾆﾔ中々捨てきれなくてhkyg要素どうしても入れたくなっちゃいます〜笑癖になって頂けたなら、もっと盛り込んでしまいましょうか...ムフフ笑いつもありがとうございます♪ (2020年9月30日 1時) (レス) id: 66cf8210b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年7月22日 2時
