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ジ「...わかりました。送っていただきありがとうございます。じゃあまた今度...」
さっきまで威勢の良かった彼がそう静かに呟くと、車のドアを開けて降りようとした。
一瞬、サイドミラーに映った彼の横顔を見てしまった時、俺は言葉よりも先に彼のスポーツバッグを掴んでいた。
優「...やっぱ行くな」
言った瞬間、俺は後悔の念に襲われた。
俺、何言って...！
慌てて自分の口を押さえた。
こんな事をしてしまう自分に少し恐怖を感じた。
俺ってこんな性格だっただろうか。
いや、性格とは関係ないのかもしれない。
新しい自分を知りたいなら、恋をする事をオススメしよう。
そんなバカみたいな秘訣でもなんでもない事を考えていると、いつのまにか目の前にはアイツの顔。
アイツの手によって、口元からスルリと俺の手が外されたと思うと、
それはずるいですよ...
そう微かに聞こえ、ゆっくりと唇が奪われた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ジ「先生、俺めちゃめちゃ嬉しいです...」
頭上から彼の声が聞こえる。
彼の胸にスッポリと収まるような形で抱きしめられている俺は、本当に彼より年上なのだろうか。
優「...なにが」
部屋はもう電気を消して真っ暗だと言うのに、俺は少し頭を上に上げた。
当然ながら彼の顔は全くではないがほとんど見えない。
ただ、彼の胸に埋もれて口を動かすのは息苦しいのだ。
ジ「初めて先生の方から、一緒にいたいって言ってくれたから...」
優「っっ...///」
俺の背中にひっついていた彼の手が上へと移動し、俺の後頭部を優しく撫でた。
優「べ、別に一緒にいたいなんて言ってない！お前が後で駄々捏ねていじけるのがめんどくさかったから...！」
そう言うと彼はクスクスと笑った。
ジ「本当に先生は言い訳が下手ですね笑」
優「い、言い訳じゃねーよ！本当の...」
本当の事を言っただけだ！と言おうと思ったのに。
彼が急に移動したせいで、それは見事に遮られてしまった。
移動したというのは、俺の上で。
横向きだったというのに、動かされて仰向けになっている俺。
そして俺の上に乗っている巨人。
優「な、なにしてんだよ！重い！降りろ！」
そう言っても彼はどかない。
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のぞみ☆(プロフ) - akkorin317さん» 初めまして〜！コメントありがとうございます！私も同じくジェシゆご大好きマンです...ジェシーさんには一生優吾様のヒーローとでも言いましょうか...とにかくずっと一緒にいて欲しいですね！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: eb2c41acc4 (このIDを非表示/違反報告)
akkorin317(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく、ひやひや、もどかしいぃ〜とかなりながら読んでおります。鈴木先生の件はジェシーちゃん来てー！と心から願わずにはいられませんでした。ジェシゆご大好きマンなので、これからも楽しみにしています。 (2020年1月8日 7時) (レス) id: 05790d9b4e (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - sailさん» sail様〜！いつもいつも嬉しいお言葉ありがとうございます...sail様の生活に貢献できてわたくしは幸せでございます！最高のじぇしゆごをお届けできるよう頑張りますので、どうか今年もよろしくお願いいたします^^*) (2020年1月8日 6時) (レス) id: eb2c41acc4 (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - 明けましておめでとうございます！昨年はのぞみ様の小説のお陰でじぇしゆご的に超充実した一年でした！センチメンタルも�眞論萓犬肇献Д昂�のもどかしい距離に悶えながら、毎度のご更新を滅茶苦茶楽しみにしています。今年も陰ながら応援しております…！！ (2020年1月2日 18時) (レス) id: 3614506dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2019年12月22日 20時
