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樹side
樹「なぁなぁジェシー。いい加減先生と話せよ！ってか部活来いよ！」
ジ「無理！！！」
樹「あからさまに態度違いすぎて、絶対先生勘違いしてんぞ？」
ジ「しょーがねーだろ！先生が前にいると緊張して....話せねーんだよ！！！」
どこの乙女だよホントに！！！
俺はジェシーと小学校から同じだけど、ジェシーがこんな風に内向的というか、縮こまているのは初めて見た。
樹「もういっその事、告白しちまえよ！！！」
ジ「は！？無理に決まってんだろ！！！」
樹「でもさー、何か行動起こさないと何も変わんねーぞ？今だってどちらかと言うと、いや大分険悪というかなんというか....」
コイツは�眞論萓犬棒�い余ってキスをしてしまったらしい。
馬鹿だろコイツ....
樹「ほら見てみろよ！あいつと同じように当たって砕けりゃあいいんだよ！」
俺の目線の先には慎太郎。
慎太郎は座って本を読んでいる松村に必死で話しかけていた。
アイツは声がでかいから全部聞こえる。
慎「ねー北斗！！！今度休みの日さ！遊び行こうよ！！！」
慎「ね！ね？いいでしょ！？」
慎太郎は毎日しつこいくらいに話しかけに行く。
あーあ....
いい加減うざくなったのか、松村は立ち上がってどこかに消えていった。
さぁさぁ来るぞ....
俺は耳に手を当てて慎太郎が来るのをスタンバっていた。
慎「ｳ"ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!俺の北斗ーーーーー！！！」
樹「いや、お前のじゃねーーよ！！！」
やっと慎太郎の嘆きが終わったと安堵していると、
ピョコっと俺のクラスに顔をのぞかせる可愛らしい天使がいた。
大「あ、樹〜！」
俺を見つけるとパッと顔を明るくした。
樹「なんでしょうか！俺のお姫様！！！」
俺は1秒もかからずにドアに向かう。
大「僕忙しいから、下でパン買っといて！！！」
可愛い笑顔で言われ、もう大満足っ！
樹「喜んで！！！」
俺は1階へと猛ダッシュで階段を駆け下りた。
慎「アレってただのパシリじゃね？」
ジ「そうだろうな」
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2019年11月28日 13時
