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優「べ、勉強...してんの？」
緊張して頭が回らない。
ジ「見て分かりますよね？」
アイツは俺の方を見ずにそう答えた。
優「ぁ...えっとさ...ど、どうして学校来ないんだよ？」
ど直球に聞いてしまった。
するとシャーペンを動かしていた手が止まった。
ジ「先生に...関係ないじゃないですか...」
優「そ、それはそうかもしれないけど！俺は教師だし！お前の顧問だ！決して関係ないわけじゃないだろ？」
ジ「....」
そう言うとアイツは黙った。
でたよだんまり...
優「あのさー、お前が俺の事嫌いなのはわかってる。でもな、黙るって言うのは卑怯だと思わないか？」
ジ「....」
そう言ってもアイツは黙ったままだった。
優「ﾊｧ...言っとくけど、お前が部活行くって言うまで帰らないからな。どうしても来れない理由があるなら俺にちゃんと説明しろ。」
アイツは驚いた顔をして俺を見る。
優「ほら、俺がずっとここにいるのやだろ？だったら話せよ。」
俺は帰らない事を示そうと、柔らかそうなソファーにドスンっと座った。
ジ「先生は...」
優「ん？」
ジ「先生は...宮原先生の事が好きなんですか...？」
優「は、はあ？」
それさっきも聞かれたな...
優「好きじゃねーよ！恋愛対象としてだろ？ないない！...ってお前もしかして...」
こんな質問をしてくると言うことは...
優「お前、宮原先生の事が好きなのか！？そうなんだろ！あ、もしかして昨日俺が宮原先生と一緒にいたから嫉妬してんのか！？なーんだ、そう言う事か！なら大丈夫だ！俺は宮原先生の事は好きじゃない！だから安心して学校に来い？な？」
全ての話が繋がったような気がした。
....が、
ジ「俺は.....宮原先生のことが好きなんじゃない....俺は...俺はっ！！！」
アイツは何かを吐き出したそうな顔をしたが、ギュッと口を結んでそれをやめた。
優「え、違うのか？」
じゃあ一体なんなんだ.....
少しの沈黙の後、彼は口を開いた。
ジ「俺は.....�眞論萓犬�いると....練習に集中できない...」
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2019年11月28日 13時
