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ジ「...お前、自分が優しくされなくなるのが嫌で出てきたのか？」
ううん...と首を横に振る猫。
優「北斗はずっと優しかったよ？でも...おれがいなくても、犬さんがいれば楽しそうだったし...もうおれ、いらないと思って...」
猫が出てきた理由に驚いた。
まさか自分が"いらない"とか、そんなにふうに消極的に考える奴だとは思っていなかったから。それに...相手を気遣って、自分から身を引くような奴だとは思わなかった。
ジ「バカじゃんお前。ちょっと構って貰えなくなったぐらいで出てきてさ...」
あの男の様子からして、この猫を"いらない"だなんて思っているはずはなかった。むしろこの猫は、ずっとあの男に大切にされていたように思う。
それを口にすれば、少しでも猫に自信を与えられたのかもしれない。
でもできなかった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
樹「へ〜、あの松村北斗がね〜」
ジ「え、お前知り合い？」
樹「いやいや、だって有名じゃん？」
...有名？
樹「文学部一、イケメンな男！その上性格も良いからモテモテ！...って、お前ホントに知らねーの？」
ジ「...知らねーよそんな奴」
そういうの興味ねーもんなジェシーは！と、笑う樹。
樹「で、こち猫は北斗さんの所に戻りたいんだ？」
チクリと、胸が痛んだ。
ジ「...知らない。勝手にすればいいけど」
そう言えば、ふ〜んと頬杖をつきながら意味ありげな顔で俺を見てくる樹。
樹「でもさ〜、こち猫、久しぶりに北斗さんの家行って楽しそうだったんだろ？」
確かに、あの男の家から帰ってきた時の猫のテンションは異常に高かった。これまでに見たことないくらいの笑顔を浮かべていた気がする。
樹「いいの？こち猫ちゃん取られても」
ジ「は？別に...」
別に猫があいつの所に戻りたいって言うなら、戻ればいい。
そう言おうとしたのに、言えなかった。
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のぞみ☆(プロフ) - ひかるさん» こんばんは〜☆ひかる様にハマっていただけるとはっ...！！！(泣)本人にやって頂けたら、始まって5秒で死にます笑こち猫が泣いている所は、小さい子供が泣いている様子を想像して頂けたらありがたいです笑こちらこそ！いつもコメントありがとうございます！(*´ω｀*) (2020年7月8日 0時) (
レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お久しぶりです。センチメンタルも大好きなんですが、こち猫にハマり中です。ぜひ本人たちでドラマやってほしい笑！タイガと樹も登場で胸熱です。個人的にこち猫の泣きだす所が大好きです。これからも更新楽しみにしています。癒しをありがとうございます！！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: a3814309cf (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - とまこさん» とまこ様！いつもありがとうございます(´∀｀*)とまこ様の癒しになっているとの事、嬉しく思います(^^)もし何かリクエストがございましたら、いつでも仰って下さいね♪こちらこそよろしくお願いします！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
とまこ(プロフ) - のぞみさま！とっても可愛いお話をありがとうございます(*･ω･)癒されながら読ませていただいています♪センチメンタル続編と同時進行で書いておられて、のぞみさまの語彙力と表現力に圧倒されています。これからも大切に読ませていただきますね(･ω･* ) (2020年6月16日 1時) (レス) id: b87c68692d (このIDを非表示/違反報告)
Sua(プロフ) - のぞみ☆さん» そうだったのですね！いつかまた読めることを楽しみにしています(*^^*) (2020年5月31日 0時) (レス) id: f218de8fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年5月11日 22時
