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優「やあ！」
ジ「やあじゃねーよ」
22時を過ぎているのにも関わらず、猫は呑気な態度で帰ってきた。夕飯頃には、腹を空かせて帰ってくるだろうと待っていたが、結局帰ってきたのは今。ありえない。おかげで飯も食べ損ねてしまった。
ジ「...飯は？」
一応聞いてやる。
優「北斗のおうちで食べてきた！」
ジ「...あっそ」
うざ。気を使って聞いてやれば...食べてきた！だって？謝るくらいしろよ。
あーもう知らねーこんな猫。
帰ってきて早々、キッチンで冷蔵庫から取り出したミカンの皮を剥く猫を睨みつけるが、当の本人はそれに気づかない。
猫が帰ってきてから...いやあの男が現れてから、俺はずっとイライラしたままだった。
まず、あの男の態度がいちいち気に食わねぇんだよ。
何が"ずっと探してた"だ。何が"心配した"だ。
クソ。思い出しただけで腹が立ってしょうがない。
課題を進めるのも限界がきた。っていうか3時間前から手をつけたはずなのに、ほとんど進んでいなかった。
諦めた俺は、ベッドに寝っ転がる。
優「ジェシ〜！」
ドスン！と、狭いベッドが揺れた。
ジ「うるせぇな...」
えへへと笑う猫。
本当に空気が読めないと思う。
優「もう寝るの？」
ジ「寝る」
猫に背を向けながらそう言い放てば、じゃあ俺も寝る！と掛け布団に無理やり入ってくる猫。
その時に微かに香った匂いに違和感を覚えた。
ジ「お前風呂は？」
顔だけを猫の方に向けて聞けば、北斗と一緒に入った！と嬉しそうな顔で言う猫。
その言葉でイライラの限界を越えた。
ジ「お前くさいんだけど」
そう言い放てば、...くさい？と鼻を押し当てて自分の身体の匂いを嗅ぐ猫。
ジ「風呂入ってこい」
あの男の匂いのする奴と隣で寝るなんて嫌だった。
優「え〜さっき入ったばっかりなんだよ？」
めんどくさい〜と、口を尖らせる。
ジ「だったら床で寝ろ」
優「なんでよ！このケチおと...」
ジ「うるせぇな！！！このクソ猫！！！」
ビクッと猫の身体が飛び上がるのがわかったが、一度開いた口は止まらない。
ジ「大体お前、何で帰ってきたんだよ！！！そんなにその男がいいなら、ソイツのとこいればいいだろ？！のこのこ帰ってきやがって...」
少しでも心配した俺がバカだった。
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のぞみ☆(プロフ) - ひかるさん» こんばんは〜☆ひかる様にハマっていただけるとはっ...！！！(泣)本人にやって頂けたら、始まって5秒で死にます笑こち猫が泣いている所は、小さい子供が泣いている様子を想像して頂けたらありがたいです笑こちらこそ！いつもコメントありがとうございます！(*´ω｀*) (2020年7月8日 0時) (
レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お久しぶりです。センチメンタルも大好きなんですが、こち猫にハマり中です。ぜひ本人たちでドラマやってほしい笑！タイガと樹も登場で胸熱です。個人的にこち猫の泣きだす所が大好きです。これからも更新楽しみにしています。癒しをありがとうございます！！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: a3814309cf (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - とまこさん» とまこ様！いつもありがとうございます(´∀｀*)とまこ様の癒しになっているとの事、嬉しく思います(^^)もし何かリクエストがございましたら、いつでも仰って下さいね♪こちらこそよろしくお願いします！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
とまこ(プロフ) - のぞみさま！とっても可愛いお話をありがとうございます(*･ω･)癒されながら読ませていただいています♪センチメンタル続編と同時進行で書いておられて、のぞみさまの語彙力と表現力に圧倒されています。これからも大切に読ませていただきますね(･ω･* ) (2020年6月16日 1時) (レス) id: b87c68692d (このIDを非表示/違反報告)
Sua(プロフ) - のぞみ☆さん» そうだったのですね！いつかまた読めることを楽しみにしています(*^^*) (2020年5月31日 0時) (レス) id: f218de8fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年5月11日 22時
